1年前
公開日:
:
単純作業に心を込める
2015年夏、蒸し暑いある夜、妻と子が寝静まった家の中で、これからやってみたい自分の仕事について、わりと具体的に考えていた。
●
心の奥底からワクワクすることで、
確かな価値を信じているものに貢献しうることで、
「自分の仕事」であることを深く納得できることで、
自分の時間や能力やエネルギーを惜しみなく注ぎ込みたいことで、
少なくとも自分自身のこれからの生活を確実に豊かにすることで、
自分以外の誰かの役に立つかもしれない可能性を実感できること。
●
ダイニングテーブルに座って、
MacBook Airから「WorkFlowy専用Firefox」を開き、
WorkFlowyのHomeに「WorkFlowyの本を書く」と書いて、
WorkFlowyについて語るときに僕が語ろうとしているもののことを、好きなように書いた。
WorkFlowyによって自分に起きた変化のこと、
WorkFlowyとの出会いを与えてくれたコミュニティのこと、
WorkFlowyが開くクラウド時代の知的生産のあり方のこと。
そのまま出版企画の応募事項を書き上げて、送信した。
●
ふと、あの日は、アウトライナーを愛でる方々と集まった2015年7月3連休の、ちょうど1週間くらい後だったなと思い出して、Gmailのメール履歴を検索してみたら、2015年7月27日だった。
●
それから1年後の本日現在、『クラウド時代の思考ツールWorkFlowy入門』のKindle版は、セール中です(明日(2016年7月28日)まで)。
『クラウド時代の思考ツールWorkFlowy入門 (OnDeck Books(NextPublishing)』
WorkFlowyと知的生産に関する私の「言いたいこと」が詰まってます。
『クラウド時代の思考ツールWorkFlowy入門』の詳細目次と元記事の紹介
p.s. 11年後、もう一度、この日を思い出せるかなあ。 12年前:Word Piece >>by Tak.:So-netブログ
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