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【Evernoteまとめ】Evernoteに人生を「しまう」

このページは、「単純作業に心を込めて」のEvernoteまとめページです。これまで私がEvernoteについて書き続けてきた一群のエントリを、体系的な構造を持つリンク集として、整理しました。

概要、こんな構造です。

  • 1.Evernoteとつきあう基本的な考え方
  • 2.Evernoteの設定・運用ルール・機能の使い方
  • 3.Evernoteの具体的な運用例
  • 4.まとめ
  • 関連:WorkFlowyとEvernoteとの関係

1.Evernoteとつきあう基本的な考え方

(1) 「Evernoteを育てる」と「しまう」&「響く」

私がEvernoteとつきあうとき、もっとも土台にあるのは、次の2つの考え方です。

(2) 「作業場としてのEvernote」を大切にする

Evernoteの使い方を考えるとき、「倉庫としてのEvernote」と「作業場としてのEvernote」という分類が有効です。

私がEvernoteに求めるのは、「作業場としてのEvernote」です。

なぜ、「作業場としてのEvernote」を求めているのかといえば、理由は3つです。

  • ポケットをひとつにできる
  • 必要な機能を備えている
  • Evernoteを育てることができる

「なぜ●●にEvernoteを使うのか」という記事をいくつか書いた理由と現時点の到達点

(3) Evernoteは、好きになればなるほど、力を発揮する

今、私のEvernoteは、大きな力を発揮してくれています。ひとつの理由は、「Evernoteを好きになったから」ではないかと思います。「クラウドサービスを好きになる」というと、ちょっと変で、ある意味気持ち悪いことではありますが、実利もあるのです。

私のEvernoteへの愛は、こんな文章から感じていただけるのではないかと。。。

(4) 段階的に、Evernoteを毎日自然に使うようになる

今でこそEvernoteを毎日使うようになっていますが、以前は、なかなかうまく使うことができず、自分にはEvernoteは合わないかもなあ、と感じていました。

そんな私がEvernoteを毎日自然に使えるようになるまでの段階を整理しました。

(5) Evernoteで学んだ考え方は、WorkFlowyにも役に立つ

少し前までEvernoteを贔屓していた私ですが(なぜ、文章書きとしての私は、アウトライナーよりもEvernoteを贔屓しているのか?)、2015年1月からWorkFlowyを使い始め、今の私は、少なくとも文章を書く場面では、Evernoteはほとんど使わず、もっぱらWorkFlowyばかりです。

でも、Evernoteの経験は、WorkFlowyにしっかりと生きています。

WorkFlowyで大切なことは、すべてEvernoteから学んだ

2.Evernoteの設定・運用ルール・機能の使い方

(1) 必須設定

Evernote for Windowsを使いやすくするための、ふたつの必須設定

(2) 運用ルール

Evernoteを気持ちよく使い続けるための、「受信箱を空にするというルール」

(3) Evernoteの機能の使い方

a.関連するノート

Evernoteの「関連するノート」は、過去を今に繋ぐ

サーバーと同期できなくてもEvernote for Windowsの便利さは損なわれないけれど、「関連するノート」が使えないのが味気ない

b.ウェブクリップ

私がEvernoteのウェブクリップをあまり使わない理由と、例外的にウェブクリップを利用する場面

c.ローカルノートブック

クラウドに上げない方がよい情報の範囲と、Evernoteのローカルノートブックの可能性

d.タグ

Evernoteの「共有するタグ」機能を妄想する

3.Evernoteに人生を「しまう」方法(具体的な運用例)

(1) どんなふうにEvernoteに人生を「しまう」か?

私にとって、Evernoteは、人生を「しまう」ことができる「大きな引き出し」です。どんなふうにノートを整理し、どんなことをEvernoteに保存しているのか、概要をまとめました。

(2) Evernoteを整理したときの考え方

Evernoteの使い方というと、Evernoteの整理の仕方がクローズアップされます。でも、実際のところ、Evernoteは、全然整理しなくても、ほとんど不自由なく使えます。

Evernote内のエントロピーが増大しているけれど、意外と困っていないのは、なぜなんだろうか。

でも、Evernoteの整理が無駄かと言えば、そういうわけではありません。私が整理する目的は、

  • 検索を補助すること
  • ある一定の条件を満たす情報だけを、もれなく一覧表示すること
  • Evernoteを整えることで頭と心を整理すること

の3つです。

Evernoteを整理する3つの目的「検索を補助」「だけ&もれなく一覧表示」「頭と心を整える」

この目的から考えて、今、私は、Evernoteを、

  • 進行中→フロー
  • 進行中じゃない
    • 後で参照することを想定している→ストック
    • 後で参照することを想定してない→アーカイブ

という3分類で整理しています。

(3) 子ども成長記録ノート

a.我が家の子育て×Evernote

b.Evernote子ども成長記録ノート

(a) Evernote子ども成長記録ノートとは?

我が家で大活躍!子育てを彩る、Evernote子ども成長記録ノートの作り方と共有方法

(b) 夫婦や実家の両親と共有

Evernote子ども成長記録ノートをママと一緒にやるために、パパにできること(パパ向け)

Evernote子ども成長記録ノートを、じぃじ・ばぁばと共有すれば、みんなハッピー。

(c) タグで整理する

Evernote子ども成長記録ノートを、タグで整理する

(d) アプリの使い方

Evernote子ども成長記録ノートのサンプルと作り方(Android×WriteNote Pro)

Android+WriteNote Proを使って、Everenoteに写真+文字で子どもの成長記録を残す方法

(e) 友達に共有することも

パパ友に子どもの写真と動画を共有したとき、ひと手間加えたら、よろこばれた(EvernoteとRoadMovies)

(f) 旅行のときの特別版

[Evernote×旅行]Evernoteを旅行に使って、旅行全体をEvernoteにしまう

(4) 知的生産

a.Evernoteは、知的生産のためのクラウドベース

Evernoteは、知的生産のためのクラウドベースです。

Evernoteを中心に、知的生産のためのクラウドベースを作る

知的生産のためにEvernoteを整理する方法の基礎理論を学べる2冊:『「超」整理法』と『ハイブリッド発想術』

Evernoteの強みは、アウトプットにつなぐのが得意なところではないかと思います。とりわけ、アナログでの思考(ノートにメモしたことや、紙の本に書き込んだこと)を、アウトプットの材料として集約する場所として、Evernoteは最適です。

アナログでの思考を、Evernoteに集め、アウトプットにつなげる

Evernoteで文章を書くことを3年間続けていたら、私の知的生産は、大きく広がりました。

Evernoteで文章を書くようになって約3年、Evernoteは私の知的生産をどう変えたか?

b.なぜ、私は、思考のツールとして、Evernoteを使うのか?

私にとって、Evernoteは、思考のツールです。

「なぜ、私は、思考するツールとして、Evernoteを使うのか?」を考えてみました。

もちろん、これらの思考は、Evernoteによって行いました。

ただ、これらの検討の結果、今の私にとっての思考するツールは、むしろWorkFlowyです。

→ WorkFlowyを育てる

c.Evernoteを書くための作業場として使う

これまでの3年間、Evernoteは、私にとって、「書くための作業場」として、大活躍してくれました。

なぜなんだろうかと考えて辿りついた結論は、「大量の書きかけの文章群全体を管理する仕組み」としてうまく機能してくれたから、です。

Evernoteやアウトライナーで文章を書くことで、大量の書きかけの文章群全体を管理する仕組みを作る

ここから、「ずっと完成しないで変化し続ける有機体」というコンセプトを得ることができました。

d.Evernoteとブログの相乗効果

Evernoteが「大量の書きかけの文章群全体を管理する仕組み」や「ずっと完成しないで変化し続ける有機体」として機能してくれたのは、ブログとセットで使っていたからです。

Evernoteとブログのセットは、「ずっと完成しないで変化し続ける有機体」と「暫定的な作品群を継続的に公開できる場所」の組み合わせというかたちで、私の知的生産を支えてくれました。

なお、「ずっと完成しないで変化し続ける有機体」と「暫定的な作品群を継続的に公開できる場所」の組み合わせは、その後、「ずっと完成しないで変化し続ける有機体から、暫定的な作品群を切り取るためのハサミ」が加わることで、ぐっとパワーアップしました。これも、私がEvernoteからWorkFlowyに文章を書く場所を移した理由のひとつです。

e.読書

大学生のころから本を読むのが好きで、わりとたくさんの本を読んできました。大学生のころの方が読書量は多かったと思いますが、読書から得る収穫量は、当時よりも今の方がずっと大きくなりました。それは、「自分のブログに自分の言葉で文章を書く」という読書後の行動を始めたからです。

この行動のために、Evernoteは大活躍してくれています。

(5) セルフマネジメント

Evernoteは、セルフマネジメントの場面でも価値を発揮してくれています。

a.タスクのログ

ひとつは、タスク管理システムのログを蓄積することで、そこから価値を掘り出すことを助けてくれます。

b.日記

ふたつめは、日記です。

c.勉強

新しいことを勉強し始めるときも、Evernoteは役に立っています。

私の感覚では、Evernoteは、コンテンツを蓄積することよりも、モチベーションや進捗状況を管理するために使う方が、力を発揮してくれます。

d.仕事で得た経験を蓄積する

Evernoteは、仕事で得た経験を蓄積するためにも使えます。

(6) 教育への活用

Evernoteは、教育向けのサービスではないかと感じます。

学生の立場からも、教師の立場からも、いろんな使い方が考えられます。

4.まとめ

(1) 考え方

(2) 使い方概要

(3) 使い方ピックアップ

関連:WorkFlowyとEvernoteとの関係

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公開日:
最終更新日:2015/03/12

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