Kindleの個人ページをウェブクリップして、Evernoteに読書メモを残す
目次
1.Kindleの個人ページを使えば、読書メモを残すのが簡単
Kindle本の一節に、ハイライトをつけたり、メモを追加したり、シェアしたりすると、Kindle個人ページのYour Highlightsに、その一節が保存されます。
Kindle個人ページのYour Highlightsは、普通のウェブサイトと同じように、Evernoteでウェブクリップすることが可能です。
そのため、Kindle個人ページをウェブクリップすれば、簡単に、Evernoteに読書メモを残すことができます。
以下、そのための手順をまとめます。
2.Kindleで、「ハイライト」「メモ」「共有」
まず、Kindle本の一節を、Kindleの個人ページに保存する必要があります。そのためには、Kindleで、「ハイライト」か「メモ」か「共有」をすればOKです。
Kindleの「ハイライト」「メモ」「共有」のやり方は、以下のとおり。
Kindleの「ハイライト」「メモ」「共有」の基本を整理する | 単純作業に心を込めて
3.Kindle個人ページをEvernoteでウェブクリップ
(1) Kindle個人ページ
Kindleで「ハイライト」「メモ」「共有」をしてから、Kindleの個人ページに行くと、自分がハイライトした箇所が、まとまっています。Your Highlightsというページです。
Kindleの個人ページって何?と言う方は、この記事をご覧ください。
Kindleの個人ページ(kindle.amazon.co.jp)はおもしろい | 単純作業に心を込めて
(2) Evernote Web Clipperで、Your Highlightsのページを、ウェブクリップ
このページをEvernote Web Clipperでウェブクリップすれば、テキストデータでEvernoteに取り込むことができます。
4.Evernoteで整えて、コメントを加える
(1) 「Amazon Kindle: Your Highlights」というノート
Kindleの個人ページのYour Highlightsをウェブクリップすると、Evernoteには、「Amazon Kindle: Your Highlights」というノートが保存されます。
そして、そのノートには、Your Highlightsで表示されていた本のハイライト箇所がまとめて保存されています。
(2) 一冊ずつ分ける
この「Amazon Kindle: Your Highlights」というノートは、一冊ずつに分かれていません。そこで、手作業で、ノートを、一冊ずつのノートに分けます。
そのためには、一冊分をコピーして、新しいノートに貼り付けます。先頭行が自動的にノートタイトルになることから、作成したノートのノートタイトルは、本のタイトルになります。
(3) コメントを加える
読書をしたときは、読んだ時間以上に、その読んだことに基づいて考える時間を確保することが大切だそうです。
読書ノートに、読んだときに感じたことなど、いろいろとコメントを加えると、読んだことに基づいて考えることができるかもしれません。
4.Evernoteに読書ノートを作る手間が、ぐっと減る
Kindleの個人ページとウェブクリップを利用すれば、Evernoteに読書ノートを作る手間が、ぐっと減ります。なかなかおすすめです。
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