Kindle Paperwhiteの「共有」は、読書に関する、ハードルの低いアウトプットを助けてくれる。
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目次
1.Kindle Paperwhiteの共有機能
私は今、Kindle Paperwhite 3Gを使っています。なぜWi-Fiではなく3Gを使っているかといえば、いつでもどこからでも「共有」を使うためです。
Kindle Paperwhiteの「共有」は、KindleをTwitterアカウントやFacebookアカウントに連携することによって、書籍の一部や読書の進捗状況を、Kindleから手軽に、TwitterやFacebookに流すことができる機能です。
私は、Twitterにつないでいます。そして、Kindle Paperwhiteで読書をしながら、気に入った一節をそのままつぶやいたり、新しい本を読み始めたときや本を読み終えたときに、どの本を読み始め、読み終わったのかをつぶやいたりしています。
私にとって、読書は呼吸と同じくらい自然で身近な行為なので、読書という行為とTwitterを組み合わせることによって、Twitterを、今までよりも、もっと身近に感じることができそうです。Kindle Paperwhiteの「共有」を使うようになって、私は、ようやく、自分にしっくりくるTwitterの使い方を見つけました。
2.読書がそのまま情報発信になる
Kindle Paperwhiteの「共有」のいいところは、読書をすることが、そのまま、情報発信にもなる、ということです。読書はインプット行為ですが、このインプット行為が、同時に、情報発信というアウトプット行為を兼ねることになります。
(1) 読書のアウトプットをしたいけれど、ブログへのアウトプットはハードルが高い
「読書から得るものを最大化するためのコツは、読書でインプットしたものを、ブログなどでアウトプットすることだ。」ということを、いくつかの書籍やブログで目にしました。
「なるほど。」と思い、試してみようと思ったのですが、読書の成果をまとめるブログ記事を書くことは、私にとっては、けっこうハードルが高い行為でした。
なぜなら、多くのものを得た本は、盛りだくさんの内容を得たので、ブログ記事にまとめるのが大変で、最後までたどり着きません。反対に、大して得るものがなかった本は、ブログにまとめるのはそれほど困難ではないのですが、あえてブログ記事にしたいとは思いません。
(2) Kindle Paperwhite→Twitterのアウトプットは、ハードルが低い
これに対して、Kindle Paperwhiteの「共有」なら、気楽です。Twitterという媒体なら、印象に残ったフレーズをそのまま共有するのを基本にして、何かコメントを加えたいときに、かるく数文字書く、という程度でも問題ありません。
そのため、自分がどんな本を読み、どんな一節から何かを得たかを、細かくアウトプットすることができます。この程度のアウトプットですが、読書に関するアウトプットを続けることができます。
(3) ハードルの低いアウトプットを続けることによって、読書をアウトプットすることに慣れる
ハードルの低いアウトプットであっても、読書に関するアウトプットを続けることに意味があるのではないか、と考えています。ハードルの低いアウトプットであっても、続けていれば、読書に関するアウトプットをすることに慣れるだろうからです。
まずは、アウトプットを続けることで、読書に関するアウトプットに慣れて、いずれ、それなりにまとまりのある形で、読書に関するアウトプットを、継続的にブログに出せたらいいなと思います。
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