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あたえ続ける生き方が、結果として、成功につながる。『あなたがあたえる』

公開日: :

倉下忠憲さんが発行しているメールマガジン「Weekly R-style Magazine ~プロトタイプ・シンキング~」は、月額340円というお手頃価格で、濃くてボリュームのある文章を楽しむことができる、お得なメールマガジンです。

Weekly R-style Magazine ~プロトタイプ・シンキング~

そのWeekly R-style Magazineで、何回かに渡って、GiveとTakeの関係をテーマにした話が連載されていました。その連載の中で、倉下さんは、『あなたがあたえる』という本の一節を引用されていました。

「そういう見方もできるね」エルネストが答えた。「だけど、だいじなのはお客にもっとお金を出させることじゃない。こちらがさらにもっとあたえることだ。あたえて、あたえて、あたえ続ける。それはなぜか」またしても、肩がすくめられた。「理由は自分がそうしたいから。これはビジネス戦略ではなく、生き方の問題なんだ。そうやって実行しているうちに……」彼は顔じゅうで笑った。「とてもとても大きな利益が生まれてくる」

『あなたがあたえる』p.53

この引用自体も、引用前後の話題も、興味深かったため、『あなたがあたえる』を読んでみました。

(旧訳版)『あなたがあたえる』

(新訳版)『あたえる人があたえられる』

日本語訳のKindle版はありませんが、英語の原書ならKindle版もあります。

『あなたがあたえる』は、ストーリー仕立ての自己啓発本です。この本のポイントは「あたえること」です。この本のメッセージは、「成功の秘訣はあたえること」と要約できます。

おもしろく、また、よさげなこともいろいろと書いてある本なのですが、さらりと読めてしまうため、わかったような気になるだけなって、しばらくしたらすっかり忘れてしまいそうな気もします。

そこで、本書のメッセージをきちんと受け止めるために、私なりに、『あなたがあたえる』を体系化します。

なお、『あなたがあたえる』は、物語としても、それなりにおもしろいです。まあ、予定調和でアメリカンな感じなので、ワクワクしたり感動したりはありません。でも、暗い気持ちになったりダメージを受けたりすることはありません。以下の体系化版で興味を持った方は、よろしければ、物語としての『あなたがあたえる』もお楽しみください。

1.テーマと答え

『あなたがあたえる』のテーマは「ビジネスや人生全体で成功を収めるための秘訣は何か?」で、その答えは「あたえること」です。

2.「空前の成功を収めるための五つの法則」

『あなたがあたえる』の本体は、「空前の成功を収めるための五つの法則」で、それは以下の5つです。(『あなたがあたえる』の日本語訳は、全体的にはとても好きなのですが、五つの法則についてはしっくりこなかったため、五つの法則については、原書の英語と、私なりの訳文を載せます。)

(1) 価値の法則(The Law of Value)

Your true worth is determined by how much more you give in value than you take in payment.

あなたの本当の価値は、相手からあなたが受け取るものと比較して、どれだけたくさんのものをあなたが相手にあたえるか、によって決まる

第1の法則は、価値の法則です。成功を収めるためには、自分自身が、成功に値するだけの価値ある存在である必要があります。第1の法則は、自分が価値ある存在であるための秘訣を教えてくれます。

その価値の法則は、「あなたの本当の価値は、相手からあなたが受け取るものと比較して、どれだけたくさんのものをあなたが相手にあたえるか、によって決まる」というものです。

たとえば、以下の3人の人がいたとします。

  • 10受け取って1あたえるAさん
  • 5受け取って5あたえるBさん
  • 1受け取って10あたえるCさん

価値の法則によれば、この中で、もっとも価値ある存在は、3番目の、1受け取って10あたえるCさんです。なぜなら、Cさんは、相手から受け取った1と比較して、9もたくさんのものを相手にあたえているからです。

もう少し具体的に、以下の3つの喫茶店を考えてみます。

  • 顧客から1000円というコーヒーの料金を受け取って、顧客に100円分の価値をあたえるA喫茶店
  • 顧客から500円というコーヒーの料金を受け取って、顧客に500円分の価値をあたえるB喫茶店
  • 顧客から100円というコーヒーの料金を受け取って、顧客に1000円分の価値をあたえるC喫茶店

価値の法則によれば、この中で、もっとも価値が高い喫茶店は、3番目のC喫茶店です。C喫茶店は、顧客から受け取った100円と比較して、900円分も高い価値を顧客にあたえているからです。

(2) 報酬の法則(The Law of Compensation)

Your income is determined by how many people you serve and how well you serve them.

あなたの収入は、あなたがどれだけたくさんの人の役に立てたか、また、あなた彼らにどれだけよろこんでもらえたか、によって決まる

第2の法則は、報酬の法則です。第2の法則は、第1の法則の次に来る法則です。

第1の法則によって、自分が価値ある存在になったとしても、それだけで空前の成功を収めた、とはいえません。空前の成功であるからには、それ相応の報酬を得る必要があります。

そこで、第2の法則です。第2の法則は、報酬の法則です。第1の法則によって決まる「価値」は、報酬を得る力に過ぎず、実際に得る報酬は第2の法則によって決まります。

その第2の法則は、「あなたの収入は、あなたがどれだけたくさんの人の役に立てたか、また、あなた彼らにどれだけよろこんでもらえたか、によって決まる」というものです。

たとえば、以下の4人がいたとします。

  • 1人の人の役に立って、その1人に10よろこんでもらえたAさん
  • 1人の人の役に立って、その1人に100よろこんでもらえたBさん
  • 10人の人の役に立って、その10人にそれぞれ10ずつよろこんでもらえたCさん
  • 10人の人の役に立って、その10人にそれぞれ100ずつよろこんでもらえたDさん

報酬の法則によれば、この中で、もっともたくさんの報酬を受け取るのは、Dさんです。なぜなら、Dさんは、AさんやBさんの10倍の10人の役に立っていますし、ひとりあたりAさんやCさんの10倍よころんでもらえているからです。計算上、Dさんの収入は、CさんやBさんの10倍、Aさんの100倍になります。

もう少し具体的に、以下の4つの喫茶店を考えてみます。

  • 1人の顧客にランチを提供して、その1人に10よろこんでもらえたA喫茶店
  • 1人の顧客にランチを提供して、その1人に100よろこんでもらえたB喫茶店
  • 10人の顧客にランチを提供して、その1人に10よろこんでもらえたC喫茶店
  • 10人の顧客にランチを提供して、その1人に100よろこんでもらえたD喫茶店

報酬の法則によれば、この中で、もっともたくさんの報酬を受け取る喫茶店は、D喫茶店です。なぜなら、D喫茶店は、A喫茶店やB喫茶店の10倍の10人の役に立っていますし、A喫茶店やC喫茶店よりもひとりあたり10倍よろこんでもらえているからです。計算上、D喫茶店が受け取る報酬は、B喫茶店やC喫茶店の10倍、A喫茶店の100倍になります。

第2の法則からすれば、今よりもたくさんの人の役に立ち、ひとりひとりに今よりもたくさんよろこんでもらうことができれば、報酬は増えます。たくさんの報酬を得るのは、たくさんの人の役に立ち、彼らにたくさんよろこんでもらっている、ということを意味します。

ということは、受け取る報酬を増やしたければ、今の自分の仕事をふり返り、次の2つの問いを自分に投げかけるとよい、ということになります。

  • 今よりもたくさんの人の役に立つには、どうしたらいいのだろうか?
  • 今よりもひとりひとりの人にたくさんよろこんでもらうには、どうしたらいいだろうか?

(3) 影響力の法則(The Law of Influence)

Your influence is determined by how abundantly you place other people’s interests first.

あなたの影響力は、あなたがほかの人の関心事をどれだけ優先したか、によって決まる

第3の法則は、影響力の法則です。

たくさんの人の役に立ち、たくさんの人によろこんでもらうためには、自分の影響力を大きく育てなければいけません。では、どのようにすれば、自分の影響力を育てることができるでしょうか。

これを教えてくれるのが、第3の法則、影響力の法則です。影響力の法則は、「あなたの影響力は、あなたがほかの人の関心事をどれだけ優先したか、によって決まる」というものです。

影響力を育てるには、人脈を育てる必要があります。でも、ここでいう人脈とは、単に連絡先を知っているだけの人間関係のことではありません。『あなたがあたえる』によれば、人脈とは、「君を知っていて、君が好きで、君を信頼している人たち」のことです。彼らは、「君の成功に個人的な投資をしようとする人たち」であり、「私設親善大使」のようなものです。

この人脈を育てるための秘訣が、第3の法則です。

第3の法則は、ほかの人の関心事を、自分の関心事よりも優先することを説きます。目指すべきは、五分五分の公平な関係ではありません。点数をつけずに、ほかの人の関心事を自分の関心事よりも優先することによって、いつの間にか、ほかの人があなたの人脈になる、と言います。

(4) ほんものの法則(The Law of Authenticity)

The most valuable gift you have to offer is yourself.

あなたが人に提供すべきもっとも価値のあるギフトは、あなた自身である

第4の法則は、「Authenticity」の法則です。「Authenticity」というのは、真正であることとか、根拠があることとか、そういう意味だそうです。「ほんものの法則」としておきます。

どんな仕事をしている人でも、ある意味、誰かに何かを売っています。不動産販売業者は新婚さんに家を売ります。学校の先生は学生に知識や考え方を売ります。小説家は読者に物語を売ります。

このように捉えたとき、成功のために大切なのは、自分の売り物に付加価値をつけることです。自分の売り物にたくさんの付加価値をつければ、それだけたくさんのものを得ることができます。

では、自分の売り物に付加価値をつけるには、どうしたらよいでしょうか。特に、希少な技能も知識も持っていない場合は、どんな付加価値をつけたらよいでしょうか。

第4の法則は、「あなたが人に提供すべきもっとも価値のあるギフトは、あなた自身である」といいます。あなたがどんなものを売っているとしても、あなたがほんとうの意味で売っているのは、実はあなた自身なのである、というのが、第4の法則のポイントです。自分自身の経験や考え方や好きなことや知識は、どんなものであっても、自分の売り物の付加価値になり得る、ということです。

自分自身という付加価値をつけるために大切なことは、「あなたらしくあること」です。小手先のテクニックやノウハウに頼ることなく、自分の生き方の全部をきちんと見つめて、ほんものの自分自身を、自分の売り物の付加価値としてつけることを意識するべきだと、第4の法則は説きます。

(5) 受け入れることの法則(The Law of Receptivity)

The key to effective giving is to stay open to receiving.

効果的にあたえることの鍵は、受け取ることに対して心を開いておくことである

第5の法則は、受け入れることの法則です。『あなたがあたえる』は、「成功の秘訣はあたえること」というひとつのことを繰り返し述べている本です。でも、「受け取らずにひたすらあたえ続けよ」と説くわけではありません。

あたえることと受け取ることはセットなので、ことさらに受け取ることを拒否するのは不自然です。受け取ることに対して心を開き、受け取ることに対して積極的になることも、成功の秘訣のひとつだそうです。

3.基本原理のような考え方

『あなたがあたえる』には、基本原理のような考え方がいくつか盛り込まれています。私が大切だと思うのは、次の3つです。

(1) 「あたえること」それ自体を目的とする生き方が、結果として、成功につながる

『あなたがあたえる』は、「成功の秘訣はあたえること」と説きます。でも、これは、「成功という目的を達成するために、「あたえること」という手段を用いましょう」という話ではありません。むしろ、『あなたがあたえる』が説くのは、「「あたえること」は、成功のための手段ではない。「あたえること」それ自体が目的である」ということです。

他方で、『あなたがあたえる』は、成功を収めるための秘訣を説く本です。『あなたがあたえる』は、「あたえる生き方が成功をもたらす」というメッセージを伝えています。

一見矛盾しそうなこの両者の関係を、どのように考えたらよいのでしょうか。

両者の関係は、「「あたえること」それ自体を目的とする生き方が、結果として、成功につながる」というものです。成功という目的を見据えて、「あたえること」という手段を用いるわけではありません。「あたえること」は、それ自体が目的です。でも、「あたえること」それ自体を目的としていると、結果として、成功につながります。

『あなたがあたえる』によれば、成功を収めるための確実な方法は、成功それ自体を目的として追い求めるのをやめて、「あたえること」それ自体を目的とすることです。

「あたえて、あたえて、あたえ続ける。それはなぜか」またしても、肩がすくめられた。「理由は自分がそうしたいから。これはビジネス戦略ではなく、生き方の問題なんだ。そうやって実行しているうちに……」彼は顔じゅうで笑った。「とてもとても大きな利益が生まれてくる」

「待ってください」ジョーが口をはさんだ。「『利益が生まれてくる』—-でもさっきは、結果を考えるなと言っていたでしょう?」

「そのとおり」エルネストはうなずいた。「結果は考えない。だけど、結果がでない、ということじゃない!」

「そしてたしかに、結果はでる」ビンダーが口をはさんだ。

『あなたがあたえる』p.53

(2) 「自分がどのような生き方をするか」と「世界がどのような場所か」は、自分で決めることができる

『あなたがあたえる』は、根本的な価値観や世界観を転換する方法を説きます。それは、価値観と世界観は、自分で決めることができる、というシンプルな考え方です。

a.自分がどんな生き方をするか

「あたえること」は、ひとつの生き方です。『あなたがあたえる』は、この生き方をすれば、結果として成功につながる、と言います。でも、ふつうの直感には反する生き方です。そのため、この生き方を実践するためのハードルは、なかなか高そうです。

これに対して、『あなたがあたえる』は、自分でこしらえたらよい、と言います。

「できるだけ大勢の人にいいことをしてあげるのはけっして悪いことではない。それで私は考え方を変えることにした」

「変えることにしたって?」ジョーが言った。

「ええ。決心したの」

「そんあにあっさり?」

「誰にだって、決心はできるわ」疑うような表情のジョーに、彼女は笑って答えた。「自分でお話をこしらえたことは、ある?」

ジョーは遊び場兼会議場をぐるりと見回した。幼稚園時代を思い出して笑い声をたてた。「小さいころはね。よく作ったな」

「人生もそれとおんなじ」彼女は言った。「あなたがこしらえればいいの。人は、貧乏にもお金持ちにも、決心ひとつでなれる。ここで、こしらえられるものなの」彼女はそう言って、自分のこめかみを指で叩いた。「あとは、どうやって実行するかということだけ」

『あなたがあたえる』p.78

b.世界がどのような場所か

「あたえること」それ自体を目的とする生き方は、ふつうの直感に反します。この理由は、ふつうの感覚では、世界は限られた資源を取り合う場所だ、と考えられているからです。限られた資源を取り合う世界を前提とすれば、「あなたがあたえる」ことは「相手が得て、あなたが失う」ことを意味します。「あたえること」それ自体を目的とすることは、「失うこと」それ自体を目的とすることと同じです。

これに対して、『あなたがあたえる』は、世界が限られた資源を取り合う場所なのか否かは、あらかじめ決まっているのではなく、自分で決めるものだ、とします。つまり、自分しだいで、世界は、無限の資源を分け合う場所になる、というわけです。

「君が真剣に求めるものは、手に入る。『災難は、自ら招く者のところにやってくる』と言うだろう?」

ジョーはうなづいた。

「それは本当だ。しかも災難だけじゃない。すべてに言えることなんだ。

相手の良い面を見ようとすれば、自分のまわりに驚くほど豊かな才能や発想ややさしさや善意があふれているのに気づく。

つまり、世界は君が世界になにを期待するかで、変わってくる」

ビンダーはジョーが理解するまでしばらく口をつぐみ、そしてもうひとことつけ加えた。

「じつのところ、ジョー、自分に起きるできごとは、自分しだいで驚くほど変わるものなんだ」

ジョーは大きく息を吸い込んだ。「ということは……」自分の考えを、ゆっくり整理しながら言葉にした。

「人は僕を利用したりしないと思っていれば、人から利用されることはない、そういうわけですか? あるいは、自己中心や強欲さに目を向けなければ、それらがまわりにあふれていても、自分はあまり影響を受けない……」

そのとき、彼の頭にひらめくものがあった。

「免疫システムみたいに? 病原菌がまわりにあふれていても、感染しないというわけ?」

『あなたがあたえる』p.31

自分が、世界を、限られた資源を取り合う場所だと考えれば、世界は、限られた資源を取り合う場所になる。しかし、自分が、世界を、無限の資源を分け合う場所だと考えれば、世界は、無限の世界を分け合う場所になる。世界が、無限の資源を分け合う場所なら、「あたえること」は、有効に機能する。

これが、『あなたがあたえる』の基本的な考え方です。

(3) 五つの法則は、考える対象ではなく、実行する対象である

『あなたがあたえる』のメインは、上にまとめた「空前の成功を収めるための五つの法則」です。

『あなたがあたえる』は、この五つの法則を、考える対象としてではなく、実行する対象として解説しています。つまり、『あなたがあたえる』は、読者に対して、正しいか正しくないかを検証するのではなく、自分で実行することを求めています。

「条件はたった一つ。いいかい?」

ジョーはうなづいた。

「それは、私が法則を一つ教えるごとに、君がそれを実際に試してみること。法則について頭の中で考えたり、人に話したりせずに、自分で実行することだ」

ええ、と言いかけたジョーをさえぎって、ビンダーが続けた。

「まだある。どの法則も、すぐに、教わったその日のうちに実行すること」

『あなたがあたえる』p.35

ある意味、潔いです。『あなたがあたえる』という本の価値は、五つの法則などが正しいかにかかっています。

にもかかわらず、『あなたがあたえる』は、五つの法則の正しさを証明することや根拠づけることを最初から放棄し、そのかわり、読者に対して、五つの法則を実行することを求めているわけです。

確かにこれは、賢明な態度です。仮に五つの法則が正しいとしても、これを厳密に論証することは、ほぼ不可能です。であれば、さっさと実際に試してみて、効果があれば万歳で、効果がなかったら別の方法に切り替える、という方が、合理的です。

ささやかなことに五つの法則を実行するのは、そんなに大変なことではありません。仮に、五つの法則が正しくなくても、ささやかなことに五つの法則を実行することから生じるマイナスは、大したものではありません。

正しいかどうかを考えるよりも、自分の毎日の中に五つの法則を適用してみること。これが、『あなたがあたえる』の基本的な方針です。

4.まとめ

『あなたがあたえる』の五つの法則は、以下のとおりです。

  • (1) あなたの本当の価値は、相手からあなたが受け取るものと比較して、どれだけたくさんのものをあなたが相手にあたえるか、によって決まる
  • (2) あなたの収入は、あなたがどれだけたくさんの人の役に立てたか、また、あなた彼らにどれだけよろこんでもらえたか、によって決まる
  • (3) あなたの影響力は、あなたがほかの人の関心事をどれだけ優先したか、によって決まる
  • (4) あなたが人に提供すべきもっとも価値のあるギフトは、あなた自身である
  • (5) 効果的にあたえることの鍵は、受け取ることに対して心を開いておくことである

『あなたがあたえる』の3つの基本的な考え方は、以下のとおりです。

  • (1) 「あたえること」それ自体を目的とする生き方が、結果として、成功につながる
  • (2) 「自分がどのような生き方をするか」と「世界がどのような場所か」は、自分で決めることができる
  • (3) 五つの法則は、考える対象ではなく、実行する対象である

さて、私も、3つめの基本的な考え方にしたがって、これ以上『あなたがあたえる』のことをごちゃごちゃ考えるのはやめて、自分の毎日の中で、ちょっとずつ、五つの法則を実行していこうと思います。(すでにこれを書いている段階で、ビンダーさんの言いつけを破ってますけれども。)

(旧訳版)『あなたがあたえる』

(新訳版)『あたえる人があたえられる』

原書のKindle版

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