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WorkFlowyを無料で使う。新規トピック数制限を前提にWorkFlowyを快適に使う方法の考察。

公開日: : WorkFlowy

1.課題:WorkFlowyを無料で使うには?

WorkFlowyは、シンプルで柔軟で高性能なクラウドサービスです。

WorkFlowyは、無料で使えます。Zoom機能もトピックの移動もURLもタグも(普通の)共有も、WorkFlowyのシンプルで柔軟な機能の大部分は、無料で使えます。

しかし、無料プランは、1ヶ月に新しく作成できるトピックの数が、250個に制限されています。

この制限は、有料のProプランにすれば完全に外れて、無制限になりますので、私としてはProプランに十分な価値があるように感じているのですが、とはいえ、それほどメジャーではないWorkFlowyというクラウドサービスにいきなり課金するのは躊躇する、という方も多いかと思います。

でも、問題ありません。WorkFlowyはいろんな使い方を許容するツールなので、使い方によっては、新規トピック数制限を前提にしても、十分快適に使うことができます。

そこで、以下では、WorkFlowyを無料プランのままで快適に使う方法を考察します。

2.トピック数制限の中でWorkFlowyを快適に使う方法の考察

WorkFlowy無料プランの新規トピック数制限は、以下のルールを持っています。

  • 招待でボーナス
    • 招待に応じると、+250
    • 招待に応じてもらうと、+250
  • カウントの対象は、新規トピック
    • 既存のトピックの変更は、カウント対象外
    • トピックのNoteは、カウント対象外
  • 制限の回復
    • 1ヶ月ごとでリセットされて、上限まで回復する
    • 当月に新しく作成したトピックを消すと、消した数だけ、回復する

ここから、次の3つの方法が浮上します。

(1) 招待リンクからWorkFlowyアカウントを登録する

WorkFlowyアカウントを登録するときは、誰かの招待リンクから登録しましょう。

普通にアカウントを登録すると、トピック数制限は、1ヶ月あたり250トピックです。でも、招待リンクからアカウント登録をすると、これが倍になって、1ヶ月あたり500トピックになります。

250トピックと500トピックのちがいは小さくありません。そこで、WorkFlowyアカウントを新たに作成するときは、誰かの招待リンクからアカウントを登録することをおすすめします。

ただし、ひとつ注意点があります。招待リンクからアカウントを登録すると、WorkFlowyに登録したメールアドレスが、招待主に伝わります。(招待主のWorkFlowyの「https://workflowy.com/referrals/ 」から確認可能です。)

そのため、知らない方などの招待リンクからアカウントを登録する場合は、WorkFlowy用のメールアドレスを用意するなりなんなり、招待主に知られてもよいメールアドレスでご登録ください。

なお、次の招待リンクは、知的生産の治具工房のマロ。(@maro_draft)さんのものです。

Get 2x the free WorkFlowy space.(マロ。さん)

マロ。さんは、WorkFlowyと他のツールとをつなぐ知的生産の治具を精力的に開発されています。

(2) 他の場所にエクスポートして、WorkFlowyから消す

WorkFlowyの新規トピック数制限は、次のルールを持っているのでした。

  • その1ヶ月間に新しく作成したトピックを削除すれば、その分、回復する

であれば、その1ヶ月に新しく作成したトピックを削除することで、その分、また新しいトピックを作ることができます。

単純に消してももちろん問題ないのですが、WorkFlowyはExportという機能を持っていますので、このExport機能で他の場所にエクスポートし、その後、WorkFlowyから消す、という手順を取ると、情報を失いません。

WorkFlowyからのエクスポートには、多少、癖があります。エクスポート先のアプリケーションによっては、普通にコピー&ペーストするだけでうまくいくこともありますが、確実に、段差の構造を保ったままエクスポートするには、OPMLでエクスポートして、一旦、OPML形式のファイルにするとよいかと思います。

手順は、以下の通りです。

  • exportからOPML形式を選択し、コピーする
  • テキストエディタに貼り付けて、拡張子「.opml」で保存する
  • 拡張子「.opml」のファイルを、アウトライナーなどで開く

(3) Noteを使う

WorkFlowyの新規トピック数制限が数えているのは、新規トピックの数だけで、Noteはカウント対象外なのでした。

そこで、Noteを活用する、という対策が考えられます。

たとえば、WorkFlowyで文章を書くときに、トピックを見出しに、Noteを本文として使えば、ひとつの文章のために必要なトピック数をかなり抑えることができます。Noteは、ひとつのNote内で改行することもできますので、本文を書くための機能として、十分です。

ただし、デフォルトの設定では、Noteの表示は、そのNoteがアクティブではないときは、冒頭1行だけです。ひとつのNoteにボリュームのある文章を書いていく場合、これは不都合です。

そこで、Noteを使う場合は、アドオン「Stylish」によって、Noteを全文表示にすることをおすすめします。

R-style » Workflowyでnoteを全文表示にしてみた

補足

ただし、私自身はこの使い方をしていません。「見出しと本文を区別しない」使い方をする方がWorkFlowyの力を引き出すことができると考えているためです。

「見出しと本文を区別しない」については、たとえば以下の記事が参考になるかと思います。

3.まとめ

まとめます。

  • WorkFlowyは、無料で使えるか?
    • 新規トピック制限がネックで、それ以外は、ほどんど不自由ない。
    • 使い方を工夫すれば、新規トピック数制限を前提としても、快適に使うことができる。
  • 新規トピック数制限を前提として、WorkFlowyを快適に使うには、どうしたらよいか?
  • この3つの対策の前提となる、WorkFlowy新規トピック数制限のルールは、こんな感じ。
    • 招待でボーナス
      • 招待に応じると、+250
      • 招待に応じてもらうと、+250
    • カウントの対象は、新規トピック
      • 既存のトピックの変更は、カウント対象外
      • トピックのNoteは、カウント対象外
    • 制限の回復
      • 1ヶ月ごとでリセットされて、上限まで回復する
      • 当月に新しく作成したトピックを消すと、消した数だけ、回復する

WorkFlowyは強力なツールです。使い方によっては、無料プランのままでも、十分に価値を生み出してくれます。文章作成やブレストを助けてくれることはもちろん、個人的な知的生産の全体のプラットフォームになりうる存在です。

WorkFlowyに興味をお持ちの方は、ぜひ試しにWorkFlowyアカウントを登録して自分のWorkFlowyを育てていただければと思います。

WorkFlowyのアカウント登録は、よろしければ以下のリンクから。WorkFlowy向け知的生産の治具の開発が捗るはずです。

Get 2x the free WorkFlowy space.(マロ。さん)

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