なぜ、MemoFlowyを使うのか?(1) すぐにメモを書き出せる
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WorkFlowy
MemoFlowyは、WorkFlowyにテキストメモを投稿するためのiOS用アプリです。ぱっとアプリを立ち上げ、さっとテキストメモを書き、書いたメモをポンとWorkFlowyに放り込むことができます。
【MemoFlowy&HandyFlowy】ユーザーTips(閲覧のみ) – WorkFlowy
しかし、iPhoneには、WorkFlowy公式アプリがあります。そして、WorkFlowy公式アプリを使えば、WorkFlowyにテキストメモを書くことができます。それなのに、なぜ、わざわざMemoFlowyという非公式アプリを使う必要があるのでしょうか。
そこで、「なぜ、MemoFlowyを使うのか?」という問いに対して、順次、次の3つの理由を説明します。
- MemoFlowyなら、すぐにメモを書き出すことができる。
- MemoFlowyなら、直感的にテキストメモを書くことができる。
- MemoFlowyなら、テキストメモを、WorkFlowyのアウトラインの中にある好きなトピックへ、簡単に放り込める。
まずはひとつめの理由です。
MemoFlowyなら、すぐにメモを書き出すことができます。
1.WorkFlowy公式アプリの、メモアプリとしての、致命的な弱点
WorkFlowy公式アプリは、(使いにくいところはいろいろあるにしても、)iPhoneからWorkFlowyを使うためのアプリとしては、一応の水準を満たしています。
しかし、WorkFlowy公式アプリは、iPhoneのメモアプリとしては、あるひとつの弱点を抱えています。この弱点はとても大きく、致命的といってもまちがいありません。
それは、アプリを立ち上げてからメモを書き出せるようになるまでのタイムラグです。
何かを思いつき、iPhoneでこの着想をメモしておこう、と思ったとします。でも、iPhoneでWorkFlowy公式アプリを立ち上げても、すぐにメモを書き出すことができません。こんな画面がしばらく続き、メモを書き出せるようになるまでに、それなりの時間、待たされるためです。
この待ち時間は、WorkFlowy公式アプリが、WorkFlowyのアウトライン全体を読み込むための時間です。アウトラインが大きくなると、数十秒待たされることもあります。よい着想が頭に浮かんでも、アプリを立ち上げてからメモを書き出すまでに数十秒も待たされていては、着想は逃げていってしまいます。
だから、WorkFlowy公式アプリは、iPhoneのメモアプリとしては、お話になりません。
2.それでも、WorkFlowyに、メモを書きたい
しかし、それでも私は、他の場所ではなく、WorkFlowyにメモを放り込みたいと思います。iPhoneから書いたメモを放り込む場所は、WorkFlowyじゃなくちゃダメだと考えています。なぜなら、WorkFlowyに放り込んだメモは、死なないからです。
世の中には、メモを記録しやすい便利なツールがたくさんあります。iPhoneから使えるメモアプリも、優れたものがたくさんあります。でも、それらのメモアプリからそれらのメモツールに放り込んだメモの多くは、よほど工夫しないかぎり、埋没し、振り返られることはありません。死蔵状態です。でも、WorkFlowyはちがいます。WorkFlowyに放り込んだメモは、トピックという入れ物に乗って、WorkFlowyのアウトラインの中を、自由自在に動き回ります。WorkFlowyに放り込んだメモは、死なないのです。
だから、なんとしてでも、WorkFlowyにメモを放り込む方法が必要です。
3.MemoFlowyなら、すぐにメモを書き出せる
そこで、MemoFlowyです。
MemoFlowyなら、アプリを立ち上げてすぐに、メモを書き出すことができます。なぜなら、MemoFlowyは、(WorkFlowyそのものにではなく、)「メモ入力画面」にメモを書くからです。WorkFlowyのアウトライン読み込みが終わるのを待つことなく、「メモ入力画面」にどんどんメモを書くことができるので、アプリを立ち上げてからメモを書き出すまでのタイムラグがありません。
4.まとめ
MemoFlowyは次の2つを両立します。
- アプリを起動してすぐにメモを書き出すことができる
- 着想を逃さず捕らえることができる
- iPhoneからWorkFlowyにメモを放り込める
- 書いたメモをWorkFlowyに放り込める
iPhoneからWorkFlowyにメモを書き込めるアプリでありながら、アプリを起動してすぐにメモを書き出すことができること。これが、MemoFlowyを使う理由のひとつめです。
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