*

WorkFlowyに書いたURLを活用し、WorkFlowyを思考のOSへ

公開日: : WorkFlowy

1.WorkFlowyに書き込んだURLは、自動的に、クリックできるリンクになる

WorkFlowyは、トピックやnoteにURLを書き込むと、自動的に、その文字列が、クリックできるハイパーリンクになります。

【WorkFlowy Tips】URLがリンクになる – ウラガミ

たとえばトピックに「www.tjsg-kokoro.com」というURLを書き込むと、その文字列は、自動的に「www.tjsg-kokoro.com」というURLへのハイパーリンクになる、ということです。

実際のWorkFlowyのトピックで、実例をご確認ください。

WorkFlowyのトピック実例:WorkFlowyに書き込んだURLは、自動的に、クリック可能なハイパーリンクになる – WorkFlowy

2.WorkFlowyに書いたURLの活用法

このWorkFlowyに書いたURLがハイパーリンクになるという機能は、ごくごくシンプルな機能です。でも、一般に、URLには、意外といろんな活用法があります。URLの活用法と組み合わせることで、WorkFlowyに書いたURLも、いろんな可能性が広がります。

どのように活用することができるか、いくつかの可能性を模索してみます。

(1) 手軽だけれどわりと高度なブックマークリスト

まず、URLが自動的にクリックできるリンクになるのですから、ウェブサイトのブックマークリストを簡単に作ることができます。こんな感じのリストです。

WorkFlowyのトピック実例:WorkFlowyの共有トピックを、シンプルで自由なブックマークとして使う – WorkFlowy

すごく手軽なブックマークリストですが、わりと高機能です。

まず、ブックマークの階層管理が自由自在です。キーボードだけで動かすことができますし、折りたたみやZoomもできるので、通常のブックマークの整理方法であるフォルダや仕切りよりも、手軽で便利で柔軟だと思います。

次に、いろんなメモができます。面白かったブログ記事のブックマークリストの下に、そのブログ記事の感想などを長々とメモすることも簡単です。(たとえば、この共有トピックでは、【Evernoteを育てる】のブックマークの下に、WorkFlowyの使い方を考えるときにEvernoteでの経験が役に立っている、ということを、長々と書きました。)

それから、共有できます。WorkFlowyには、別の人が編集できる共有と、別の人には編集できない共有が用意されていますので、完成したブックマークリストを編集不可形式で共有することも、未完成のブックマークリストを編集可能な形式で共有することも、どちらも可能です。

(ということで、共有してみたのが、上のトピックです。このトピックは、編集不可形式で共有していますが、だれでも編集できる形式で共有することも可能です。)

(2) クラウドサービスのURLを書き込んで、WorkFlowyをクラウドサービスのハブに

a.クラウドサービスの便利なURL

多くのクラウドサービスは、サービスそのものにアクセスするための基本のURLの他に、便利で機能的ないくつかのURLを持っています。

たとえば、Gmailには、メールを特定するURLが用意されています。

メールを特定するURLは、そのメールをアーカイブしたりそのメールに返信したりしても、変わりません。そのメールのURLにアクセスすれば、Gmailの受信トレイを開くことなく、直接、特定のメールを開くことができます。

Gmailでメールを開いたときのURLは、そのメールを特定する固定のURL

たとえばEvernoteは、ノートごとのURL(ノートリンク)を持っています。

このURLは、Evernoteの「ノートリンクをコピー」というメニューから、取得可能です。そのノートが別のノートブックに移動してしまっても、そのノートに膨大なデータが追記されても、そのノートのノートリンクURLは変わりません。

ノートリンクのURLを使えば、Evernoteに蓄積した膨大な数のノートの中から、特定のノートをダイレクトに開くことができます。

b.WorkFlowyのクラウドサービスのハブへ

これらのURLをWorkFlowyに書き込めば、WorkFlowyが、クラウドサービスのハブのような役割を果たします。

たとえば、WorkFlowyでプロジェクト管理をするとして、そのプロジェクトのトピックに、関連するEvernoteのノートやGmailのメールのURLを書き込めば、そのプロジェクトに関することは全部WorkFlowyからアクセスできる、という状態を実現できます。

WorkFlowyは、慣れと工夫次第で、WorkFlowyの巨大なアウトラインの中を、かなり自由自在に駿足に、動き回ることができます。WorkFlowyから他のクラウドサービスへアクセスする手段を確保しておけば、WorkFlowyは、単にWorkFlowyのアウトラインの中を動き回るのが便利なツールであることを超えて、自分が使っている複数のクラウドサービスを横断的に活用するためのハブになります。

(3) WorkFlowyのURLへのリンク

WorkFlowyも、URLを持っています。

WorkFlowyのURLは、ZoomされたトピックごとのURL、ハッシュタグごとのURL、検索条件ごとのURLです。

WorkFlowyのURLの基本と「保存された検索」のような活用例

そこで、WorkFlowyのトピックに、WorkFlowyのURLを書き込めば、そのトピックは、WorkFlowy内を縦横無尽に動き回るためのショートカットのような機能を果たします。

WorkFlowyの巨大なアウトラインを便利に使うために、WorkFlowyのURLをWorkFlowyに書き込むのは、便利なTipsです。

(4) WorkFlowyからローカルファイルを開き、WorkFlowyをファイラーとして使う

a.「file://」から始まるURL

URLというと、「http://」や「https://」といった文字列から始まる、ウェブページのURLを思い浮かべる方が多いと思います。私もそうです。

でも、「http://」から始まる文字列だけがURLではありません。一般に、URLは、【スキーム名】:【スキームごとの表現形式】という形をしています。「http://」は、httpというひとつのスキームを示します。「http://」から始まるURLは、http というひとつのスキームのURLに過ぎません。

そして、「http://」ではない文字列から始まるURLも、WorkFlowyに書けば、自動的にクリック可能なハイパーリンクになります。

では、「http://」のほかに、どんなスキームのURLをWorkFlowyに書くとよいでしょうか。

ひとつの有力な候補は、「file://」から始まるURLです。「file://」とは、ローカルファイルにアクセスするスキームです。「file://」から始まるURLは、ローカルファイルのありかを示すURLです。

b.「file://」で、WorkFlowyからローカルファイルを開き、WorkFlowyをファイラとして使う

ローカルファイルのありかを示す「file://」から始まるURLをWorkFlowyに書くと、どんなことができるのでしょうか。

WorkFlowyに「file://」のURLを書くことで、WorkFlowyから、ローカルファイルを開くことができます。フォルダを開くこともできますし、PDFファイルやWordファイル、画像や動画のファイルも開くことができます。

つまり、WorkFlowyを、WindowsのエクスプローラーやMacのFinderのような、ファイラーとして使うことができる、ということです。

WorkFlowyは、シンプルなアウトライナーであり、テキストデータしか扱うことができません。しかし、「file://」のURLを使い、WorkFlowyをファイラーのように使えば、テキストデータではないいろんなデータを、WorkFlowyから扱うことができるようになります。

c.Firefoxの場合の設定方法

ただし、Firefoxは、セキュリティ上の理由から、デフォルト状態では、「file://」スキームのURLへのアクセスを制限しています。WorkFlowyをFirefoxから使っている場合、そのままでは、WorkFlowyからローカルファイルへアクセスすることはできません。

これを回避するためには、Firefoxの「about:config」に、次の3行を追加する必要があります。

user_pref("capability.policy.policynames", "localfilelinks");
user_pref("capability.policy.localfilelinks.sites", "https://workflowy.com");
user_pref("capability.policy.localfilelinks.checkloaduri.enabled", "allAccess");

やり方は、以下のとおりです。

  • (1) Firefoxのアドレスバーに「about:config」と打ち込んで、Firefoxのabout:config画面に行く
  • (2) 右クリックして、「新規作成」→「文字列」を選ぶ
  • (3) 「設定名を入力してください」に、「capability.policy.policynames」など、上の3行のカッコ内左側を入力する。
  • (4) 「文字列を入力してください」に、「localfilelinks」など、上の3行の右側を入力する。
  • (5) (2)〜(4)を、上の3行分繰り返す。

(追って、WorkFlowy専用Firefoxをローカルファイルのハブ的に使う方法については、詳しく説明します。)

3.WorkFlowyに書いたURLを活用することで、WorkFlowyは、思考のOSに近づく

WorkFlowyに書いたURLがクリック可能なリンクになるというのは、本当にシンプルな機能ですし、ある意味、当たり前の機能です。

でも、このシンプルで当たり前の機能によって、URL一般が持っている可能性が、WorkFlowyの基本性能と相乗効果を起こします。WorkFlowyにいろんなURLをいろんなかたちで書き込むことによって、WorkFlowyは、単に文章のアウトラインを組み立てるためのアプリケーションを超えて、思考のOSに近づきます。

スポンサードリンク

関連記事

no image

WorkFlowyによるタスク管理は、現在と過去を扱う

1.WorkFlowy「だからこそ」のタスク管理 WorkFlowyは、しばしば、タスク管理ツールと

記事を読む

no image

WorkFlowyのImportの基本(テキストファイル、Excel、Evernote)

1.WorkFlowyのImportとExportは、WorkFlowyと他のツールをつなぐ Wor

記事を読む

no image

WorkFlowyについて語るときに僕の語ること

走ることについて正直に書くことは、僕という人間について(ある程度)正直に書くことでもあった。途中から

記事を読む

no image

WorkFlowyで大切なことは、すべてEvernoteから学んだ

1.EvernoteからWorkFlowyへの転向 2014年11月から2015年1月までの2ヶ月間

記事を読む

no image

「WorkFlowy専用Firefox」の中を、キーボードショートカットで動き回る

1.アドオン「ShortcutKey2URL」を「WorkFlowy専用Firefox」へ アドオ

記事を読む

no image

WorkFlowyに『「超」整理法』の時間順原則を取り入れるための、「WorkFlowy押下げトピック法」試案

1.課題:WorkFlowyに『「超」整理法』の考え方を取り入れるために、どんなトピック構造&トピッ

記事を読む

no image

WorkFlowyを共同制作環境として活用する(1) 共同制作環境のために役立つWorkFlowyの基礎知識

1.HandyFlowyとMemoFlowyを生み出したのは、WorkFlowy共有トピック Han

記事を読む

no image

なぜ、MemoFlowyを使うのか?(2) 直感的な操作でテキストメモを書くことができる

MemoFlowyは、WorkFlowyにテキストメモを投稿するためのiOS用アプリです。ぱっとアプ

記事を読む

no image

【連載】iOSからWorkFlowyを快適に使う(6) iPhoneからのWorkFlowyをもっと自由にするMemoFlowy&HandyFlowy

この連載では、iOSのWorkFlowy公式アプリが抱える次の7つの課題に取り組んできました(iOS

記事を読む

no image

データベースとリスト(ひとつの秩序でいろんな役割を果たすための、WorkFlowyの発想)

1.データベースのようなデジタルツール (1) Toodledoはデータベース 現在、私は、自分のタ

記事を読む

スポンサードリンク

スポンサードリンク

no image
お待たせしました! オフライン対応&起動高速化のHandyFlowy Ver.1.5(iOS)

お待たせしました! なんと、ついに、できちゃいました。オフライン対応&

no image
「ハサミスクリプト for MarsEdit irodrawEdition」をキーボードから使うための導入準備(Mac)

諸事情により、Macの環境を再度設定しています。 ブログ関係の最重要は

no image
AI・BI・PI・BC

AI 『〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則』を読

no image
[『サピエンス全史』を起点に考える]「それは、サピエンス全体に存在する協力を増やすか?」という評価基準

1.「社会派」に対する私の不信感 (1) 「実存派」と「社会派」 哲学

no image
[『サピエンス全史』を起点に考える]サピエンス全体に存在する協力の量と質は、どのように増えていくのか?

『サピエンス全史』は、大勢で柔軟に協力することがサピエンスの強みだと指

→もっと見る

  • irodraw
    彩郎 @irodraw 
    子育てに没頭中のワーキングパパです。1980年代生まれ、愛知県在住。 好きなことは、子育て、読書、ブログ、家事、デジタルツールいじり。
    このブログは、毎日の暮らしに彩りを加えるために、どんな知恵や情報やデジタルツールがどのように役に立つのか、私が、いろいろと試行錯誤した過程と結果を、形にして発信して蓄積する場です。
    連絡先:irodrawあっとまーくtjsg-kokoro.com

    feedlyへの登録はこちら
    follow us in feedly

    RSSはこちら

    Google+ページ

    Facebookページ

PAGE TOP ↑