MemoFlowyを爆速にするメモ用サブアカウント運用
公開日:
:
WorkFlowy
千葉雅也さんのツイートがうれしくて。
移動中に頭に浮かんだことを入れとくのには、MemoFlowyだけを使ってる。ワンポケット思想というやつ。WorkFlowyでインボックスを一つ作成し、メモはすべてそこに入るようにする。内容ごとによそに移動して整理するのは、後で時間があるとき。
— Masaya CHIBA 千葉雅也 (@masayachiba) 2016年7月5日
「彩郎のWorkFlowy(2016年7月1日段階)」と「WorkFlowyで文章群を書き続ける環境の一例(2016年7月1日段階)」にちょこっと書いた小ネタを紹介します。
目次
1.取り組む課題
(1) 前提
頭に浮かんだことをメモする場所として、WorkFlowyは優秀である。
すべてのメモをWorkFlowyに集約するには、移動中に頭に浮かんだメモをサクサクとWorkFlowyに放り込めるためのアプリが求められる。MemoFlowyは、この要請に応えるアプリである。
参考:MemoFlowyの進化は止まらない。メモ入力画面から直接WorkFlowyに書き込めるように!(Android Ver.1.1 & iOS Ver.1.4)
(2) 課題
しかし、WorkFlowyのアカウント内に存在するトピック数が増えると、アプリがWorkFlowyのアカウントを読み込むために、それなりに時間がかかる。アウトライン読み込みまでに数十秒もかかるほどになると、MemoFlowyを使うための心理的なハードルが上がってしまう。
移動中に頭に浮かんだことをMemoFlowyからWorkFlowyに入れておくことを、もっともっと気楽にするため、何かよい工夫はないか?
2.方策
MemoFlowy専用のメモ用サブアカウントを用意して、メインアカウントのメモ用Inboxトピックを、メモ用サブアカウントに共有する。
WorkFlowyの超優秀で柔軟な共有機能を存分に活かした運用であるサブアカウント運用の応用である。
参考:WorkFlowy Proの共有機能で、スマーフォン用サブアカウントに「flow」トピックを共有する
概要、
- 新しいWorkFlowyアカウントとして、MemoFlowy専用の「メモ用サブアカウント」を作る。
- メインアカウントに、「メモ用Inboxトピック」を作る。
- メインアカウントのメモ用Inbox用トピックを、メモ用サブアカウントに対して、編集可能でプライベート共有(Pro共有)する。
- メモ用サブアカウントには、メインアカウントから共有を受けたメモ用Inboxトピックしか入れない。
というもの。

1日1回、メインアカウントからの操作で、メモ用Inboxトピック配下のトピックを、メモ用Inboxトピックの外に出す、というかたちで運用すれば、
結果として、
- MemoFlowy専用のメモ用サブアカウントのトピック数を少なく抑えることができるから、MemoFlowyからのWorkFlowy読み込みはずっと軽快なまま
- メインアカウントの中に、1日ごとのInboxがアーカイブされる
という状態になるため、とても合理的である。
3.補足
3点、補足します。
(1) MemoFlowyに登録するWorkFlowyアカウントのトピック数を、少なく抑える必要があるのか?
a.問題意識
MemoFlowyは、アウトライン読み込み中でもメモを書き出せる設計になっている。
参考:なぜ、MemoFlowyを使うのか?(1) すぐにメモを書き出せる
その上、最新バージョンでは、メモ入力画面から直接メモを送信できるため、WorkFlowyの読み込みが終わらない間に、好きなだけメモを書くことができる。
参考:MemoFlowyの進化は止まらない。メモ入力画面から直接WorkFlowyに書き込めるように!(Android Ver.1.1 & iOS Ver.1.4)
であれば、わざわざMemoFlowy専用のメモ用サブアカウントを用意して、MemoFlowyに登録するWorkFlowyアカウントのトピック数を少なくしておく意味はあるのか?
b.私が実感する意味
私は、少なくとも、心理的な意味を実感する。
MemoFlowyを使っていると、何回かに一度、MemoFlowyがWorkFlowyアウトライン全体を読み込む。この読み込みはバックグラウンドだから、読み込みを待つ必要はない。でも、データ通信は必要。
バックグラウンドでの通信くらい、大したことない、という気もする。でも、WorkFlowyのアウトライン全体のデータサイズが約10MBだったとして、MemoFlowyを1日20回使い、そのうちの5分の1でアウトライン全体の読み込みが発生するとすると、MemoFlowyだけで、1日あたり10MB×4回=40MBのデータ通信を消費する。毎日使えば、1か月で1.2GBなので、昨今の3GB制限などを考えると、気にならなくはない。
問題は、少しでもこのことを意識すると、MemoFlowyを立ち上げることに身長になってしまうこと。データ通信が発生してまで、MemoFlowyからメモしなくてもいいかなあ、なんて考えてしまう。
メモをとるためにとても大切なことは、心理的なハードルが低いこと。メモしようとするたびに、「でも、データ通信量がなあ」なんて一瞬でも気になってしまうと、メモできない。だから、以前の私は、MemoFlowyを立ち上げる回数が、それほど多くなかった。
これに対して、メモ用サブアカウントを使えば、MemoFlowyがWorkFlowyを読み込むために必要とする通信は、ごくわずか。MemoFlowyを立ち上げることに対する心理的なハードルがゼロになる。
(2) (メモ用ではない普通の)サブアカウントとの関係は?
メモ用ではない普通のサブアカウント運用とは、どのように使い分けたらよいか?
現時点で、私は、両方のサブアカウントを使っている。トピックの構造は、サブアカウントの中に、メモ用サブアカウントを作る、というものである。
つまり、
- メインアカウント(Pro)[Google Chrome]
- サブアカウント(Free)[WorkFlowy専用Firefox・HandyFlowy]
- メモ用サブアカウント(Free)[MemoFlowy]
- サブアカウント(Free)[WorkFlowy専用Firefox・HandyFlowy]
という形になっている。
こんなトピック構造にしている理由は、サブアカウントの操作で、メモしたトピックをメモ用サブアカウントの外に出すことができるから。
つまり、HandyFlowyからの操作で、メモ用サブアカウントから出すことができる。
HandyFlowyから「メモ用Inboxトピック」(私の場合は、「☆MemoFlowy☆」)のひとつ上の階層のトピックにZoomし、

メモ用Inbox内に作ったその日のメモトピックにカーソルを合わせて、

HandyFlowyの「<<」ボタンからトピックの階層を上げれば、MemoFlowyで書いたメモをメモ用Inboxトピックの外に出すことができる。

メモ用Inboxトピックの外に出すいうことは、すなわち、MemoFlowy専用のメモ用サブアカウントからトピックが消える、ということ。
(3) 1日ごとにメモ用サブアカウントの外に出す必要があるのか?
1日1回、メインアカウントからの操作で、メモ用Inboxトピック配下のトピックを、メモ用Inboxトピックの外に出す、という運用のことを書いた。
この運用をする必要はあるのか?
今のところ、できるだけ守りたいと思っている。理由は2つある。
ひとつは、メモ用サブアカウントのトピック数を少ない状態で維持するため。この運用なら、1日分のメモだけしか保持しないから、とても少ない状態で維持できる。
もうひとつは、1日分のメモを集約できるから。
MemoFlowyは、「WorkFlowy版PostEver」のようなアプリだけれど、今のところ、自動的に1日分のメモを1つのトピックにまとめる機能は持っていない。でも、毎日1日分のメモを手動で移動させれば、結果として、メインアカウントの方に、1日ごとのメモがアーカイブされる。
これは、WorkFlowyに日付トピックを作り、一日ごとのInboxにする、という運用との相性もよさそう。
WorkFlowyに日付トピックを作り、一日ごとのinboxにする
蛇足
千葉雅也さんの影響力は半端ないです。
千葉さんがWorkFlowyのことをツイートし始めた2016年5月末から、日本におけるWorkFlowyは、次の段階に進んだ気がします。これからが楽しみです。
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