Evernoteは、タグを変更するとノートの更新になるが、ノートブックを変更してもノートの更新にはならない
公開日:
:
Evernote
目次
1.ノートの並び順は、更新日順がよい
Evernoteは、ノートの並び順を設定することができます。
私は、「更新日による並び替え」を採用しています。『「超」整理法』の思想をベースにして、「最近更新したノートは、よく使うノートである」という命題を信頼して、Evernoteを運用しているためです。
2.タグを変更(削除)したら、タグを削除した日が更新日になった
ところで、先日、タグをまとめてごそっと削除しました。
そのときに気づいたのですが、ノートについているタグを変更(削除)すると、ノートの更新日は、タグを変更した日になります。
Evernoteは、ノートに付与したタグを変更する行為を、ノートに対する更新と捉えているということです。
3.ノートブックを変更しても、ノートブックの変更日は更新日にならない
これに対して、ノートを別のノートブックに移しても、ノートの更新日は変わりません。あるノートをノートブックAからノートブックBに移動させても、ノートブックを移動させた日がノートの更新日になる、ということはありません。
Evernoteは、ノートが属するノートブックを変更する行為を、ノートに対する更新とは捉えていない、ということです。
4.タグ変更とノートブック変更の違いを意識すること
この、タグとノートブックの違いは、「更新日による並び替え」を重視してEvernoteを運用する上では、わりと大切です。
たとえば、以前作成して、最近使っていないノートをまとめて整理したい、と思ったときに、タグを使うかノートブックを使うか、考えるとします。
このときに、タグを使う、つまり、「アーカイブ」などというタグを作って、最近使っていないノートにまとめて「アーカイブ」タグをつけると、最近使っていないノートの更新日は、すべて、「アーカイブ」タグをつけた日になってしまいます。そのため、「自分のノートすべて」の上の方には、最近使っていないノートが並んでしまいます。
これに対して、ノートブックを使う、つまり、「アーカイブ」などというノートブックを作って、最近使っていないノートを「アーカイブ」ノートブックに移しても、最近使っていないノートブックの更新日は、変わりません。そのため、「自分のノートすべて」の上の方に、最近使っていないノートが上昇してくることはありません。
ひとつのノートに複数のタグを付与できる点で、タグは優れた管理方法です。しかし、「更新日による並び替え」を使う場合は、タグを変更することもノートの更新になることを意識しておく方がよいかと思います。
スポンサードリンク
関連記事
-
-
思考の一部を捨てても死なない(なぜ、私は、思考するツールとして、Evernoteを使うのか)
1.思考の一部を捨てること (1) 思考の一部を捨てる 何らかの思考を進めるための文章を書くとき
-
-
我が家で大活躍!子育てを彩る、Evernote子ども成長記録ノートの作り方と共有方法
1.子育てを彩るEvernote子ども成長記録ノート (1) Evernoteの中に、1日1ノートの
-
-
「しまう」と「響く」を、勉強に活用する
1.勉強のやる気を上げるために役に立つ、「しまう」と「響く」 (1) 勉強のやる気を上げるために、
-
-
ScanSnap S1500を買って、Evernoteのプレミアムアカウント1年分をもらいました。
1.ScanSnap S1500購入 ScanSnap S1500を買いました。 ScanS
-
-
我が家の子育て×Evernote。子育てのためにEvernoteに入れているものと、その目的・方法
1.我が家の子育ては、Evernoteなしには語れない 我が家の子育てには、Evernoteが大活躍
-
-
Evernote×ブログ記事。すき間時間を活用してブログ記事を栽培する方法
1.「単純作業に心を込めて」の記事は、Evernoteで栽培 私は、この「単純作業に心を込めて」に
-
-
WorkFlowyに書き込んだ内容を自動的にEvernoteに蓄積し続ける仕組み(差分メール転送とRSS&IFTTT)
1.フローのWorkFlowy、ストック&アーカイブのEvernote たとえばブログなどに
-
-
Evernote子ども成長記録ノートのためには、AndroidのWriteNote Proが、iPhoneのPostEverよりも、優れている理由
1.Evernote子ども成長記録ノートのために、AndroidのWriteNote ProとiPh
-
-
Evernote×読書「Evernoteにクラウド読書ノートを作る」(『ソーシャル時代のハイブリッド読書術』Chapter-4のご紹介)
この文章は、『ソーシャル時代のハイブリッド読書術』(倉下忠憲著)をご紹介するものです。書きたい内容が
-
-
なぜ、文章を書く道具として、Evernoteを使うのか
1.なぜ、Evernoteか (1) Evernoteで文章を書いている 私が、自分自身の個人的