*

ブログもインサイド・アウトで。

公開日: : 最終更新日:2013/11/13 ブログ

1.インサイド・アウトという考え方

『7つの習慣』(スティーブン・R・コヴィー、キングベアー出版)は、名著だと思います。私が思うに、この本は、ある意味、徹底的に合理的に、人生を生きるためのガイドブックです。『7つの習慣』には、徹底的に合理的に人生を生きるために役立つ考え方がたくさん紹介されています。

その中でも私にとって役立っている考え方のひとつが、「インサイド・アウト」という考え方です。

インサイド・アウトとは、問題を解決したり、状況に変化を起こそうと思ったときには、インサイドからはじめて、徐々にアウトサイドへとアプローチしていくべきである、という考え方です。関連箇所をいくつか引用します。

「第一部 パラダイムと原則について→インサイド・アウト→インサイド・アウトという新しい考え方のレベル」(p.45)より

それは原則を中心に置き、人格に基づいた個人の成長、または有意義な人間関係の育成についてのインサイド・アウト(内から外へ)と呼ぶべきアプローチである。

インサイド・アウトとは、自分自身の内面(インサイド)を変えることから始めるということであり、自分自身の根本的なパラダイム、人格、動機などを変えることから始めるということである。

<略>

信頼されたければ、信頼性のある人になることである。

才能が認められるという二次的な成功が欲しければ、まず人格と能力を向上させるという一次的な成功に焦点を合わせることである。

インサイド・アウトの考え方では、私的成功が公的成功に先立つ。<略>自分自身を改善せずにほかの人との関係を改善しようとすることは意味のないことだと教えている。

「第二部 私的成功→第一の習慣 主体性を発揮する→影響の輪と関心の輪」(p.101)より

主体性に対する自覚を高めるもうひとつの方法は、時間やエネルギーを集中させているところを観察することである。私たちは皆それぞれ、多くの関心事を持っている。<略>関心の輪を描くことで、関心を持っている事柄と関心を持っていない事柄とを分けることができる。

そして、関心の輪の中に入っている事柄を見つめれば、実質的にコントロールできないものと、コントロールできるもの、あるいは大きく影響できるものがある、ということがすぐに分かる。後者の範囲は、もっと小さい輪、つまり影響の輪を描くことによって示すことができる。

自分が時間やエネルギーの大部分を、この二つの輪のどちらに集中させているかを考えることにより、主体性の度合いをよく知ることができる。

主体的な人は、努力と時間を影響の輪に集中させ、自らが影響できる事柄に働きかける。彼らの使うエネルギーは積極的なものであり、その結果として、影響の輪が大きく広がることになる。

インサイド・アウトという考え方では、何らかの問題を解決したい、あるは、何らかの状況を変えたいと思ったら、まずは、その問題や状況が、自分の影響の範囲に入っているかを考えることを行います。そして、影響の範囲に入っているのであれば、直接その問題にアプローチします。これに対して、影響の範囲にない、つまり、影響の輪の外にある事柄なのであれば、その問題や状況に直接アプローチするのではなく、影響の輪の中にある事柄、もっと自分自身に近いところに力を注ぎ、内側から徐々にアプローチするべきです。

そして、この考え方は、解決したい問題や変化を起こしたい状況が、どんなに途方のないものであったとしても、少なくとも、自分自身という一番内側にあるものに働きかけて、自分自身を改善したり変えたりすることはできる、ということを教えてくれます。

2.インサイド・アウトの考え方を、ブログに適用すると

(1)ページビュー数を増やしたい

最近の私の関心事のひとつは、ブログです。毎日飽きもせず、ページビューの数を見たり、検索キーワードを眺めたり、被リンクやTwitterでの拡散を確認しています。

中でもページビューの数はわかりやすい指標なので、増えればうれしく思いますし、どんどん増えてくれたらいいなと思っています。私にとって、このブログのページビューの数は、これから改善していきたい状況です。

(2)影響の輪の外側にある事柄

この状況を改善するために、私がとるアプローチは、インサイド・アウトです。関心の輪の内側に影響の輪を描くと、ページビューの数は、影響の輪の外にある事柄です。(もちろん、自分自身で、一日数百回自分のブログを閲覧すれば、その分ページビューは増えますが、そんなことをしてもむなしいだけです。)ですから、ページビュー数に直接アプローチしても無駄です。

ページビューに影響をする要素として、Google検索の順位や被リンク、Twitterでの拡散などがあり得ますが、これらも全部影響の輪の外側にある事柄です。なので、これらを気にしても仕方ありません。

(3)影響の輪の内側にある事柄

これに対して、質のよい記事を書くこと、たくさんの記事を書くことは、自分の努力次第で実現可能です。影響の輪の内側にあります。

また、ブログデザインを洗練させたり、ユーザビリティを向上させることも、自分の努力次第で可能であり、影響の輪の内側にあります。

したがって、ブログに関して私がするべきことは、質のよい記事をたくさん書くことと、ブログのデザインを改善することです。これらを今よりも効果的に行うために、自分の何を変えたらいいのかを考え、ひとつひとつ実現していくことが、私のするべきことです。

具体的な行動としては、

  • ブログに費やす時間を増やすため、生活リズムを見直して改善すること
  • ブログ記事を要領よく生み出せるように、ブログ記事を書く仕組みを変えること
  • ブログデザインのユーザビリティ向上のため、WordPressのテーマを勉強すること

あたりかなと思います。

スポンサードリンク

関連記事

no image

iPS細胞・パソコン・自分のブログ。精度の高い試行錯誤を積極的に繰り返すための仕組み。

1.クローズアップ現代を見て、iPS細胞って本当にすごいんだ、と実感した話 先日放送されたクローズ

記事を読む

no image

アシタノレシピの仲間に加わり、普通の個人がブログのある毎日を送り続けることの意味と可能性を考える。

1.アシタノレシピの仲間に加わりました この4月から、アシタノレシピの執筆メンバーに加えていただきま

記事を読む

no image

「小さな作品」をたくさん積み重ねて、大きなメッセージを表現する

「単純作業に心を込めて」の第1戒律は、「作品未満のものを出さない」です。 「単純作業に心を込めて」の

記事を読む

no image

整った論理構造を持つ文章を書くための、自分のブログの強みと落とし穴

1.ブログのために書くほうが、ブログ以外のために書くよりも、整った論理構造を持つ文章を書くのが、うん

記事を読む

no image

さくらのレンタルサーバとさくらのドメイン取得を使って、独自ドメインでWordPressを運用するために必要な費用は、年間6800円(1ヶ月あたり567円)かな。

1.はじめに 今、このブログは、Wordpress.comを使っています。 WordPress.

記事を読む

no image

ブログに文章を書くのは大好きだけれど、プロブロガーには、なりたくない。

1.私が考えたい対象は、「会社員ブロガー」ではなくて「プロブロガー」 (1) 会社員ブロガーを巡る

記事を読む

no image

2014年1月に書いたブログエントリ一覧コメント付き段差バージョンと、OmniOutlinerの段差を一瞬でHTML化するAppleScript

1.はじめに 12月になったので、自分なりにぼちぼちと2014年をふり返っているところです。私にと

記事を読む

no image

「自分以外の読み手を想定している&書いたあとで整理する」の領域に位置づけられる、Postach.ioとFargo

1.「自分以外の読み手を想定している&書いたあとで整理する」候補の、Postach.ioとF

記事を読む

no image

Windows Live Writerを気に入っている3つのポイント

1.はじめに Zoundry Ravenをうまく使うことができていないので(→記事)、Window

記事を読む

no image

ブログというゲームのルールを設定したい

1.「ブログ」というゲーム (1) 切り抜きジャック @tamkaiさんの持論に、腹の底から納得し

記事を読む

スポンサードリンク

スポンサードリンク

no image
お待たせしました! オフライン対応&起動高速化のHandyFlowy Ver.1.5(iOS)

お待たせしました! なんと、ついに、できちゃいました。オフライン対応&

no image
「ハサミスクリプト for MarsEdit irodrawEdition」をキーボードから使うための導入準備(Mac)

諸事情により、Macの環境を再度設定しています。 ブログ関係の最重要は

no image
AI・BI・PI・BC

AI 『〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則』を読

no image
[『サピエンス全史』を起点に考える]「それは、サピエンス全体に存在する協力を増やすか?」という評価基準

1.「社会派」に対する私の不信感 (1) 「実存派」と「社会派」 哲学

no image
[『サピエンス全史』を起点に考える]サピエンス全体に存在する協力の量と質は、どのように増えていくのか?

『サピエンス全史』は、大勢で柔軟に協力することがサピエンスの強みだと指

→もっと見る

  • irodraw
    彩郎 @irodraw 
    子育てに没頭中のワーキングパパです。1980年代生まれ、愛知県在住。 好きなことは、子育て、読書、ブログ、家事、デジタルツールいじり。
    このブログは、毎日の暮らしに彩りを加えるために、どんな知恵や情報やデジタルツールがどのように役に立つのか、私が、いろいろと試行錯誤した過程と結果を、形にして発信して蓄積する場です。
    連絡先:irodrawあっとまーくtjsg-kokoro.com

    feedlyへの登録はこちら
    follow us in feedly

    RSSはこちら

    Google+ページ

    Facebookページ

PAGE TOP ↑