タッチパネルではないWindows 8パソコンで使い倒したいキーボードショートカット3つ
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Windows VAIO T, Windows 8, キーボードショートカット
目次
1.タッチパネルではない上に、トラックパッドが残念なVAIO T 11.6インチ
先日私が購入したVAIO T 11.6は、タッチパネルを搭載していません。同じVAIO Tでも、14インチ、15インチのものはタッチパネル搭載ですが、小さいサイズはタッチパネルがありません。
さらに、VAIO Tのトラックパッドは、ちょっと残念です。反応が悪い上に、ボタン部分とパッド部分が分かれていないために、意図しないマルチタッチが頻発し、かなり使いづらいです。
タッチパネルがない上に、トラックパッドが残念なので、VAIO Tの入力用インターフェースとして期待を一身に集めるのが、キーボードです。キーボードの主な仕事は、もちろん文字入力です。しかし、VAIO Tのキーボードであるからには、文字入力だけでなく、他のいろんな操作にも活躍してほしいと思います。
2.Windows 8でキーボードでの操作がやりにくい理由
他方で、私にとっては、いまのところ、Windows 8をキーボードで操作することは、あんまり快適ではありません。大きな理由は、スタートメニューが廃止されたことです。
元来、私は、キーボード中心でWindowsを操作するときは、Windowsキーでスタートメニューを呼び出すことをひとつの基本にしていました(特にWindows XPまでは)。Windowsキーでスタートメニューを呼び出してしまえば、あとは、矢印やインクリメンタルサーチで、わりといろんなことができました。
しかし、Windows 8では、Windowsキーを押すと、メトロUIのスタート画面が全画面で展開されます。スタートメニューを使うことはできません。
スタートメニューをフリーソフトで復活させる方法は存在します。また、Windows 8のスタート画面も、慣れればキーボードでかなりの操作をすることが可能のような気もします。しかし、とりあえずは、スタートメニューもスタート画面も使わないで、その他のキーボードショートカットを使うことにします。
3.まず最初に使い倒したいキーボードショートカット3つ
スタート画面を使わないで、デスクトップモード中心でWindows 8を運用するなら、以下の3つのキーボードショートカットを使い倒すのがよいと思います。
(1) Windowsキー+D
まず、Windowsキー+Dです。これは、デスクトップを表示するキーボードショートカットです。
もともと、このショートカットは、わりと使えるやつでした。たくさんのウィンドウが開いているときに、一発でデスクトップを表示させるために使えました。
もともと使えるやつだったのですが、Windows 8になって、一躍、エース級のキーボードショートカットになりました。それは、メトロUIのアプリが開いてしまったときに、一瞬でデスクトップモードに戻るためのキーボードショートカットだからです。
Windows 8のアプリケーションの一部は、全画面表示のメトロUIで作られています。このアプリが開いてしまうと、閉じるためには、画面上部中央を、画面中央下にドラッグするという、若干面倒な操作をする必要があります。タッチパネルならそれほど大変ではないのかもしれませんが、VAIO Tのトラックパッドでやると、しばしば失敗します。
しかし、ここで、このWindowsキー+Dを使うと、一瞬でデスクトップモードに戻ることができます。(なお、メトロUIのスタート画面からデスクトップに戻るのも、Windowsキー+Dで一発です。)
デスクトップ中心でWindows 8を使うすべての人にとって、Windowsキー+Dは、必須のキーボードショートカットだと思います。
(2) Windowsキー+I
Windows 8は、スタートメニューを廃止したかわりに(だと思うのですが)、チャームという機能をつけました。チャームとは、画面右端かに現れるメニューです。
チャームを引き出す動作として、Windows 8が用意しているのは、タッチパネルの場合は画面右端から内側に向かって左方向へ、トラックパッドの場合はトラックパッドの右端から内側に向かって左方向へ、スワイプする、というものです。
しかし、VAIO Tの場合、タッチパネルを使うことはできませんし、トラックパッドの使い勝手がよくありません。そこで、このどちらも、メインの方法にすることはできません。
そこで、キーボードショートカットを使います。チャームを引き出すキーボードショートカットは、Windowsキー+Iです。これで、一瞬にしてチャームを引き出すことができます。
さらに、Windowsキー+Iでチャームを引き出した場合、チャーム内にフォーカスが移りますので、そこから上下の矢印キーを押せば、様々なメニューを選ぶことができます。
(3) Windowsキー+1~0
Windows 7から始まったキーボードショートカットで、とても便利なものが、このWindowsキー+1~0です。デスクトップのタスクバーにピン留めしたアプリケーションを、左から順に10個、このキーボードショートカットで開くことができます。
このキーは、すでにそのアプリケーションが開いているときは、アプリケーション切り替えとして機能します。二重起動にはなりません。
私の場合は、よく使うアプリケーションはせいぜい10個です。したがって、ここに10個のアプリケーションを登録しておけば、そして、どのアプリケーションが何番かを覚えておけば、一瞬にして目的のアプリケーションを開いたり、そのアプリケーションに切り替えたりすることができます。
この機能は、Windows 7とWindows 8が誇る、優秀なランチャー機能ではないかと思います。
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