*

Evernoteを気持ちよく使い続けるための、「受信箱を空にするというルール」

公開日: : 最終更新日:2013/11/13 Evernote

1.受信箱を空にするというルール

(1)Evernoteを気持ちよく使えるようになったきっかけ

Evernoteを使い始めて、1年くらいになります。

使い始めたときは、あまり気持ちよく使うことができていませんでした。原因のひとつは、Evernoteの中が、どうも雑然としていて、秩序がないような気がしてしまったことです。Evernoteには、何でも放り込むことができてしまうので、思いつくまま適当にノートを作成していたら、Evernoteの中は、ノートがぐちゃぐちゃと存在している状態になってしまって、その秩序のなさに、気持ち悪さを感じていました。

しかし、いくつかきっかけがあって、だんだんEvernoteとうまくつきあうコツのようなものがわかってきました。結果、今では、Evernoteを気持ちよく使うことができています。

そんな、私がEvernoteを気持ちよく使えるようになったきっかけのひとつが、「受信箱を空にするというルール」を導入したことではないかと思います。

(2)「受信箱を空にするというルール」とは

ここでいう受信箱とは、「デフォルトのノートブック」のことです。Evernoteの中にあるすべてのノートは、何らかのノートブックに帰属します。それらのノートブックの内、Evernoteが、「デフォルトのノートブック」としているノートのことを、ここでは受信箱と呼んでいます。

「受信箱を空にするというルール」は、次の一文に集約されます。

  • 必ず、一日一度は、受信箱を空にする。

これだけです。ノートを受信箱の中に入ったままの状態にしておかない。これさえ守れば、「受信箱をからにするというルール」を守ることができます。

2.ルール導入前とルール導入後

(1)導入前

「受信箱を空にするというルール」を導入する前、私の受信箱には、ノートがあふれていました。ウェブクリップとかメモとか写真とかをEvernoteに放り込むにもかかわらず、全部受信箱に入れっぱなしだったため、100を超えるノートが、受信箱の中にありました。

受信箱に残されたノートを見るたび、「これらを整理しなくちゃなあ」という心の声が浮かび上がるのですが、「ノートを再利用する明確な目的があるわけでもないし」などと自分に言い聞かせて、整理を放置していました。

(2)導入後

「受信箱を空にするというルール」を導入してからは、受信箱には、何のノートも残されていないのが、原則の状態です。受信箱にノートが入ってきたら、とりあえず何らかの処理を行って、ノートをどこか別のノートに移してしまいます。

これさえしておけば、Evernoteの中のノートがきれいに整理整頓されている、というような気がしてきます。Evernoteの中に秩序が生まれたような気がしてきて、Evernoteに接するのが、気持ちよくなってきます。(少なくとも、私はそうでした。)

3.ルールをうまく回すためのノートブック構成

(1)ノートブック構成

「受信箱を空にするというルール」をうまく回すには、ノートブックの構成を、下の5つ(4つのノートブックとその他ノートブック)に分けるといいのではないかと思います。

  1. 受信箱(デフォルトのノートブック)
  2. 進行中ノートブック
  3. 保留ノートブック
  4. 完了・資料ノートブック
  5. その他

それぞれ、以下の通りです。

  1. 受信箱は、デフォルトのノートブックで、ノートの入り口です。
  2. 進行中ノートブックは、今または近接した時期に発生する何かに関するノートを入れるところです。
  3. 保留ノートブックは、今でも近接した時期でもないけれど、将来発生する何かに関するノートを入れるところです。
  4. 完了・資料ノートブックは、完了しちゃってもう動かない何かに関するノートや、資料的な意味で取っておきたいノートを入れておくところです。
  5. その他は、そのどれに当てはまらないような気がするノートを、何でも放り込むためのノートブックです。

(2)受信箱を空にし続けること

このノートブック構成ならば、受信箱ノートブックに入ってきたノートは、すぐにどこかに分類できます。

今やってることなら進行中へ、将来やることなら保留へ、過去のことや資料的なことは完了・保留ノートブックへ、というこの3分類は、かなりおおざっぱなので、そんなに悩まないのではないかと思います。また、この3分類のどれにも当てはまらないような気がしたら、その他ノートブックに入れてしまえばよいわけです。

そのため、たやすく、受信箱を空にするというルールを守ることができるはずです。

3.おわりに

Evernoteを使ってはいるのだけれど、どうもEvernote内に秩序がない気がする、と感じている方は、何はともあれ、「受信箱を空にするというルール」を自らにかし、このルールを守ることができるように、ノートブックをおおざっぱに構成し直してみるとよいのではないかと感じています。

スポンサードリンク

関連記事

no image

Evernoteの「関連するノート」は、過去を今に繋ぐ

1.「関連するノート」で、Evernoteがますますおもしろい Evernoteには、「関連するノ

記事を読む

no image

Evernote×日記。書き続ける仕組み、リターンを大きくする工夫。

1.Evernoteで日記を書く 私にとって、日記を書く習慣は、もっとも大きなリターンを得ている習慣

記事を読む

no image

WriteNoteがアップデート! Android版FastEver的な活躍をしてくれます。

1.WriteNoteに、すばらしいアップデートがきました。 (1)WriteNoteとは Wr

記事を読む

no image

AndroidからEvernoteへテキストを入力するなら、PostEverが一番だと思う。PostEverの設定例と使用例

1.PostEverのすすめ(1) はじめにAndroidでEvernoteを使う方法をまとめた記事

記事を読む

no image

アイデアの「畑」と「地層」:『ハイブリッド発想術』読書メモ(「なぜ、私は、思考するツールとして、Evernoteを使うのか」番外編)

1.『Evernoteとアナログノートによるハイブリッド発想術』がドンピシャだった (1) ブログ

記事を読む

no image

何かを勉強しはじめるとき、Evernoteに新しく専用ノートブックを作る

0.要約 勉強を本業とするわけではない社会人が、自分の仕事に必要不可欠とまではいえないことを勉強しよ

記事を読む

no image

なぜ、「書く」ワークスペースとして、Evernoteを使うのか?

1.なぜ、文章を「書く」ためのワークスペースとして、Evernoteを使うのか? (1) 「自分の

記事を読む

no image

Evernoteにおけるノートブック「ATOK Pad」の活用法を考える

1.ATOK Padとは 私が愛用しているアプリのひとつに、ATOK Padというものがあります。

記事を読む

no image

アナログでの思考を、Evernoteに集め、アウトプットにつなげる

1.はじめに 近頃の私は、しばしば、スターバックスで昼ご飯を食べます。1時間の昼休みをフルに使い、

記事を読む

no image

WriteNote Proを活用するヒントに。初期設定による5つの使い方提案

1.WriteNote Proに収録された使い方提案 Evernoteにメモを投稿することに特化し

記事を読む

スポンサードリンク

スポンサードリンク

no image
「ハサミスクリプト for MarsEdit irodrawEdition」をキーボードから使うための導入準備(Mac)

諸事情により、Macの環境を再度設定しています。 ブログ関係の最重要は

no image
AI・BI・PI・BC

AI 『〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則』を読

no image
[『サピエンス全史』を起点に考える]「それは、サピエンス全体に存在する協力を増やすか?」という評価基準

1.「社会派」に対する私の不信感 (1) 「実存派」と「社会派」 哲学

no image
[『サピエンス全史』を起点に考える]サピエンス全体に存在する協力の量と質は、どのように増えていくのか?

『サピエンス全史』は、大勢で柔軟に協力することがサピエンスの強みだと指

no image
WorkFlowyを「書き上げる」ための道具として機能させるための、2つの条件・3つのイメージ

Tak.さんのTweetに触発されて。 WorkFlowyやOmniO

→もっと見る

  • irodraw
    彩郎 @irodraw 
    子育てに没頭中のサラリーマンです。1980年代生まれ、愛知県在住。 好きなことは、子育て、読書、ブログ、家事、デジタルツールいじり。
    このブログは、毎日の暮らしに彩りを加えるために、どんな知恵や情報やデジタルツールがどのように役に立つのか、私が、いろいろと試行錯誤した過程と結果を、形にして発信して蓄積する場です。
    連絡先:irodrawあっとまーくtjsg-kokoro.com

    feedlyへの登録はこちら
    follow us in feedly

    RSSはこちら

    Google+ページ

    Facebookページ

PAGE TOP ↑