設定という財産を活用するために、Dropboxに入れておくとよい3つの設定ファイル(Windows)
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Windows
目次
1.ユーザー辞書や設定は財産だから、Dropboxに入れておくとよい
パソコンを快適に使うには、アプリケーションの設定やユーザー辞書が大切です。自分の使い方にあったユーザー辞書や設定が整っていれば、パソコンの使い勝手は、数割増しで向上します。ユーザー辞書や設定は、財産です。
財産なので、パソコンを買い換えたときやOSを再インストールしたときも、失ってしまうのはもったいないです。多くの場合、ユーザー辞書や設定をエクスポートすることができますので、エクスポートしたファイルを新しいパソコンに入れて設定し直せばよいのですが、もっと確実なのは、Dropboxに入れておくことではないかと思います。
2.Dropboxに入れておくとよい3つのファイル
私は、以下の3つのファイルを、Dropboxに入れています。Dropboxに入れているのは、Dropboxであれば、必要になったときに確実にアクセスできる場所だからです。新しいパソコン環境の設定を始めるときは、まずDropboxとつないで以下の3つのファイルをダウンロードし、設定作業をします。
(1) ATOKの辞書ファイル
ATOKに自分で登録した単語やATOKが自動で学習した単語は、すべて、ATOKの辞書ファイルに保存されています。このファイルをDropboxに入れておけば、いつでも、普段使っている辞書で変換をすることができます。
ATOKメニュー→辞書メンテナンス→辞書ユーティリティと進み、ツールから、単語・用例の一覧出力を選べば、出力できます。
(2) ATOKのスタイルファイル
ATOKは、キー割り当てなどを、スタイルファイルで管理しています。このスタイルファイルを読み込めば、自分が設定したキー割り当てをすぐに復活させることができます。
スタイルファイルを出力するには、ATOKメニュー→プロパティ→キー・ローマ字・色と進み、スタイル操作→ファイルに出力を選びます。
(3) WordのNormal.dotm
Wordの設定は、通常文書のテンプレートファイルであるNormal.dotmに保存されているようです。このファイルをコピーして、新しいWordに読み込ませれば、書式設定やキーボードショートカットの割り当て、スタイルセットなどを、すぐに元通りにすることができます。
Normal.dotmファイルは、以下の場所にありますので、もともとのパソコンのこのフォルダからNormal.dotmをコピーしておけばよいと思います。復活させるときは、新しいパソコンの同じ場所にあるNormal.dotmを、入れ替えるだけです。
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\Templates
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