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docomoのAndroidからauのiPhoneへ移行するための課題を検証【前編・クラウドサービス×アプリ編】

公開日: : 最終更新日:2013/09/27 スマートフォンの使い方

目次

1.妻がauのiPhoneにMNPしてしまったから、私もどうしようかと考え中

(1) auにMNPした方がいいかなあと思っている理由

先日、妻が、docomoのAndroidから、auのiPhoneに機種変更しました。

それまで我が家は、docomoの家族割引で夫婦ともにdocomoのAndroidだったのですが、妻がauにMNPしてしまったので、私がこのままdocomoを使い続けるメリットは、かなり減ってしまい、逆に、問題すら生じています。

最大の問題は、携帯会社の電話回線を使用した通話が無料でなくなることです。LINEの無料通話なら無料ですし、通信量制限との関係でも、私の使い方なら引っかかりません。しかし、音声が若干遅れるため、会話をするのが多少ストレスです。ストレスフリーのコミュニケーションのためには、携帯会社の電話回線を使用した通話に軍配が上がります。

そこで、私もauにMNPしたほうがいいかなあ、と考えています。

(2) auのAndroidにぴんとこないので、消去法で、iPhoneか?

他方、auは、Androidの選択肢が多くありません。特に、コンパクトなAndroid端末の選択肢は、皆無です。現時点でauが提供するAndroidの中で、私が一定の魅力を感じる端末は、Xperia ULかhtc J oneの2つです。しかし、この2つは、どちらも大画面です。片手で操れるコンパクトな端末を求める私の嗜好からは、ずれています。

auのAndroidには、ぴんとくるものがありません。 Androidによいものがないとなると、消去法で、iPhoneとなります。iPhoneは、片手での操作が可能です。また、世界で最も売れているスマートフォンなので、何かと信頼できます。iPadに対してけっこう満足していることも、プラス要素です。

そこで、私の今のスマートフォンの使い方を前提にして、docomoのAndroidからauのiPhoneに切り替えることが可能なのか、課題を検証してみます。

まずは、Androidで愛用しているクラウドサービスとアプリについて、iPhoneでの代替手段があるか、を検証します。

2.docomoのAndroidからauのiPhoneに切り替える課題整理【クラウドサービス×アプリ編】

(0) 私がAndroidで使っているクラウドサービス×アプリ

まずは、私がAndroidで使っているクラウドサービスとアプリの組み合わせを、iPhoneでも実現可能かを検討します。私が、今、Androidスマートフォンを使ってやっていることの中で、重要なのは次の6個です。この6個が実現できるのであれば、docomoのAndroidへのこだわりはありません。

  1. すべてのメールを送受信するためのGmail×Gmail公式アプリ
  2. すべてのスケジュールを管理するGoogleカレンダー×Business Calendar
  3. すべてのタスクを管理するToodledo×Ultimate To-Do List
  4. 特定の人との連絡手段としてのLINE×LINE公式アプリ
  5. 子ども成長記録ノートのためのEvernote×Evernote公式アプリ&WriteNote Pro
  6. 文章を書く道具としてのEvernote×PostEver

そこで、以上の6点を、

  1. クラウドサービスをどのように使っているか
  2. Androidではどのアプリを使ってどのように使っているか
  3. iPhoneだとどのアプリを使ってどのようにすればよさそうか
  4. 結論として、代替可能か

の順に、検討します

(1) すべてのメールを送受信するためのGmail×Gmail公式アプリ

a.Gmailの使い方

私は、自分が使っているすべてのメールをGmailに追加し、Gmailからすべてのメールを送受信しています。これによって、Gmailをチェックすれば、自分が確認するべきすべてのメールを確認できますし、Gmailを検索すれば過去に自分が送受信したすべてのメールを探すことができます。

 Gmailを使う(1) Gmailからすべてのメールアドレスのメールを送受信し、Gmailにすべてのメールを集約する | 単純作業に心を込めて

b.AndroidとGmail

Androidは、Googleアカウントを登録しさえすれば、すぐにGmail公式アプリからGmailの送受信をすることができます。 AndroidにプリインストールされているGmail公式アプリは、Gmailの機能をフルで使うことができて、便利です。特に、送信者の選択が可能な点と、タブに対応している点が、サードパーティアプリにない強みです。

c.iPhoneでGmailを使うには

iPhoneとGmailは、わりと相性がよいです。まず、iPhoneの公式「メール」アプリに、簡単にGmailアカウントを追加できます。また、Googleから、iPhone用のGmail公式アプリが提供されています。どちらの方法で、プッシュ通知でメールをほぼリアルタイムに受信できます。

どちらも快適ですが、私には、Gmail公式アプリを使う方法が向いているのではないかと思います。理由は、送信者の選択が簡単なことと、Gmailのタブ機能を使えることです。

d.結論

iPhoneで、すべてのメールを送受信するためには、GmailとGmail公式アプリを使えばOKです。これによって、Androidで実現できていたことは、iPhoneでも実現可能となります。

(2) すべてのスケジュールを管理するためのGoogleカレンダー×Business Calendar

a.Googleカレンダーの使い方

私は、Googleカレンダーだけで、自分のすべてのスケジュールを管理しています。Googleカレンダーは、複数のカレンダーを作り、重ね合わせて使うことができるため、仕事のスケジュールもプライベートのスケジュールも備忘録的なスケジュールも、全部Googleカレンダーだけで管理できます。

Googleカレンダー一本派の私が思う、Googleカレンダーのいいところ | 単純作業に心を込めて

b.AndroidとGoogleカレンダー

Androidは、Googleカレンダーとの連携は、意識しなくても可能です。AndroidにGoogleアカウントを登録すれば、そのGoogleアカウントに登録されているカレンダーが、自動的に、Androidのカレンダーに同期されます。

また、Androidには、Business Calendarという優れたカレンダーアプリがあります。私は、Business Calendarを気に入っていて、何も不満がありません。

バーチカル表示がうれしいAndroidのカレンダーアプリ。私がBusiness Calendarを愛用している理由 | 単純作業に心を込めて

c.iPhoneとGoogleカレンダー

iPhoneのカレンダーとGoogleカレンダーを同期することは、可能です。複数カレンダーを同期するためには、若干の設定が必要ですが、難しい設定ではありませんし、設定するのは一回でOKです。

iPhoneのカレンダーを、Googleカレンダーの複数カレンダーと同期する | 単純作業に心を込めて

iPhone用のカレンダーアプリは、豊富な選択肢があります。Business Calendarと似ているカレンダーアプリを探したところ、Week Calendarがよさそうです。一週間のバーチカル表示、ドラッグ&ドロップで予定の移動が可能なところ、カレンダー長押しで予定の追加が可能なところ、などが、選択のポイントです。

iTunes App Store で見つかる iPhone、iPad、iPod touch 対応 Week Calendar – iCal、Google、Outlook、Exchange等に使う、簡単でパワフルなカレンダー管理アプリ

d.結論

iPhoneでGoogleカレンダーを使うには、Googleカレンダーの複数カレンダーを同期する設定をして、Week Calendarを使えばOKです。これによって、AndroidとBusiness Calendarで実現できていたことは、iPhoneでも実現可能となります。

(3) すべてのタスクを管理するためのToodledo×Ultimate To-Do List

a.Toodledoの使い方

私は、すべてのタスクをToodledoで管理しています。Toodledoは、タスク管理のクラウドサービスなので、デスクで仕事をしているときはブラウザから、外出中はスマートフォンから、自宅にいるときはタブレットから、タスクを確認したり追加したり完了にしたりすることができます。自分のすべての手持ちタスクを確認できることには、大きな安心感があります。

Toodledoによる個人的タスク管理システムのはじめ方 | 単純作業に心を込めて

b.AndroidとToodledo

Androidには、いくつかの、Toodledoと連携するアプリがあります。いずれもサードパーティのアプリです。私が気に入っているのは、Ultimate To-Do Listです。同期が信頼できることと、Toodledoのタスクに関するほぼすべての機能を使えること、設定が柔軟なことが、よいところです。

AndroidでToodledoを使う(1) Androidアプリ「Ultimate To-Do List」の紹介 | 単純作業に心を込めて

c.iPhoneとToodledo

iPhoneにも、Toodledoと連携するいくつかのアプリがあります。いくつかのものを試しましたが、結局、Toodledoの公式アプリが、いちばん使えそうな気がします。使いやすくするまでには、多少の設定が必要ですが、ある程度の設定をすれば、快適に使うことができそうです。

iTunes App Store で見つかる iPhone、iPad、iPod touch 対応 Toodledo – To Do List

なお、以前は、AppigoのToDoというアプリを使っていました(iPadで、ですが)。しかし、このアプリは、Toodledo側でアーカイブしたプロジェクトを自動的に非表示にすることができないようです。この点が、私にとっては、致命的でした。

d.結論

iPhoneでToodledoを使うには、Toodledoの公式アプリを使えばOKです。これによって、AndroidとUltimate To-Do Listで実現できていたことは、iPhoneでも実現可能となります。

(4) 特定の人との連絡手段としてのLINE×LINE公式アプリ

a.LINEの使い方

私は、LINEをやりとり頻度が非常に高い特定の人との連絡手段として、使用しています。

特定の人とやりとりをするための専用アプリとして、LINEのトークを使うための設定 | 単純作業に心を込めて

b.AndroidとLINE

AndroidでLINEを使うには、公式アプリをインストールすればOKです。

c.iPhoneとLINE

もちろん、iPhoneにも、LINE公式アプリがあります。また、AndroidのLINEからiPhoneのLINEにアカウントを移動することも可能です。

AndroidからiPhoneへのLINEアカウント引き継ぎ手順 | 単純作業に心を込めて

d.結論

iPhoneでも、特定の人との連絡手段としてLINEを使うことが可能です。何も問題ありません。

(5) 子ども成長記録ノートのためのEvernote×Evernote公式アプリ&WriteNote Pro

a.子ども成長記録ノートのためのEvernoteの使い方

我が家では、子どもの成長記録を、Evernoteに残しています。スマートフォンから写真を撮影し、1日1ノートにまとめる機能があるアプリを使って、Evernoteに投稿することで、1日1ノートの子ども成長記録ノートを作成しています。

我が家で大活躍!子育てを彩る、Evernote子ども成長記録ノートの作り方と共有方法 | 単純作業に心を込めて

b.AndroidとEvernote

子ども成長記録ノート現時点で、私は、AndroidからEvernoteに1日1ノートの子ども成長記録を作るため、WriteNote Proというアプリを使っています。WriteNote Proは、私がもっとも好きなアプリのひとつです。

WriteNote Proリリース! 画像添付機能がつき、複数のノート設定が可能になりました。 | 単純作業に心を込めて

c.iPhoneとEvernote子ども成長記録ノート

iPhoneから1日1ノートの子ども成長記録ノートを作るには、PostEverというアプリが使えます。 PostEverは、PostEverからカメラを立ち上げて添付する写真を撮影することもできれば、撮影済み写真をカメラロールから選択することも可能です。

ただ、どちらの操作も、AndroidのWriteNote Proと比較すると、少しやりづらいと感じています。

d.結論

PostEverを使えば、iPhoneでも、1日1ノートの子ども成長記録ノートを作成することはできます。ただし、WriteNote Proからの投稿と比較すると、操作性が若干下がると思われます。

(6) 文章を書く道具としてのEvernote×PostEver

a.文章を書く道具としてのEvernoteの使い方

私は、Evernoteを、文章を書く道具として、使用しています。たとえば、このブログの原稿は、すべてEvernoteで書いています。

文章を書くツールとしてEvernoteを使うことのメリット テキストデータのポケットひとつ原則 | 単純作業に心を込めて

b.AndroidでEvernoteに文章を書く

Androidは、文章を入力する道具としては、悪くはないのですが、最上でもありません。長い文章を書くなら、キーボードを備えたパソコンがいちばんです。

Androidからの文章入力の強みは、何かを思いついたり感じたときに、その場でぱぱっと短文を書いて素早く投稿する、というものです。この用途のためには、あっという間に立ち上がって、軽快な動作で入力が可能で、投稿した文章が再利用しやすい形でEvernoteに残る、というアプリです。

この条件を満たすふたつのAndroidアプリは、PostEverとWriteNote Proです。私は、WriteNote Proは子ども成長記録ノートのために使っているため、文章を書くためのアプリとしては、PostEverを使っています。

AndroidからEvernoteへテキストを入力するなら、PostEverが一番だと思う。PostEverの設定例と使用例 | 単純作業に心を込めて

c.iPhoneでEvernoteに文章を書く

iPhoneには、WriteNote Proはありませんが、PostEverがあります。

他にも、Evernoteに文章を投稿することに特化したアプリが存在します。代表的なのは、FastEverです。また、TexteverもiPhoneからEvernoteに文章を投稿することに特化したアプリです。どちらも、PostEverのような追記機能はないのですが、反面、Texteverには履歴機能などがあり、修正も可能です。

さらに、少し性格が異なりますが、ATOK Padも、Evernoteに文章を投稿するためには便利に使えるアプリです。

Evernoteにおけるノートブック「ATOK Pad」の活用法を考える | 単純作業に心を込めて

何はともあれ、Evernoteと連携するアプリの種類が豊富であることについては、iPhoneはすごいです。

d.結論

FastEverやTextEver、あるいはATOK Padを使えば、iPhoneからEvernoteに文章を投稿することは、むしろAndroidよりも快適かもしれません。Androidで実現できていたことは、iPhoneでも実現可能です。

3.これまでのまとめ

クラウドサービスの活用とそのためのアプリの点では、Androidでやっていたことの大部分は、iPhoneでも実現可能のようです。

さらに、Evernoteと連携するアプリの点では、iPhone用アプリの方が種類が豊富のような気もします。これまでの使用方法を改善することも可能かもしれません。クラウドサービスとアプリの点では、AndroidからiPhoneに移行しても、それほど問題はないかなと、整理できました。

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