*

「自分以外の読み手を想定している&書いたあとで整理する」の領域に位置づけられる、Postach.ioとFargo

公開日: : Evernote, ブログ, 書き方・考え方

1.「自分以外の読み手を想定している&書いたあとで整理する」候補の、Postach.ioとFargo

(1) ノート、Evernote、ブログ、そして……

こんな記事を書きました。

ノート、Evernote、ブログ、そして……

この記事を要約すると、

—–

私は、自分の思考や感情に文章というかたちを与えることによって、頭と心を整理している。

私がこの目的のために文章を書く場所は、「ノート→Evernote→ブログ」と変遷してきた。

この「ノート、Evernote、ブログ」という3つの場所は、「自分以外の読み手を想定していない・している」、「書いたあとで整理しない・する」という2つの軸によって、マトリクスに整理できる。

これまでの、「ノート→Evernote→ブログ」という変遷は、以下のとおり、マトリクスに位置づけることができる。

Image(55)

とすると、この次に来るのは、「自分以外の読み手を想定している・書いたあとで整理する」の領域への移動である。

これまで、書く場所を変えるたびに、新しい発見や収穫があったので、「自分以外の読み手を想定している・書いたあとで整理する」の場所に移動すれば、また新しい発見や収穫があるのではないか。楽しみである。

—–

となります。

(2) お二方からのコメント

これに対して、お二方から、Twitterで、こんなコメントをいただきました。

@LyustyleさんからはPostach.ioを、@cubeさんからはFargoを、それぞれアドバイスいただきました。(ありがとうございます!)

(3) R-style「新しく、そして古い形式のBlogツール」

Postach.ioとFargo。どちらについても、なんとなく認識はありました。しかし、登録はしておらず、また、サービス内容を自分の言葉で説明することもできませんでした。

私が知っていたのは、せいぜい、

  • Postach.ioは、Evernoteのノートをブログとして公開するためのサービス。少し前のEvernote社主催の何らかのコンテストで、大賞を受賞したらしい。
  • Fargoは、オンラインのアウトライナー。

という程度です。

Postach.ioを「自分以外の読み手を想定している・書いたあとで整理する」のために使うのは、なんとなく理解できます。たしかに、Postach.ioであれば、Evernoteを編集すれば、ブログが更新されます。これはありかもしれません。

他方で、Fargoを「自分以外の読み手を想定している・書いたあとで整理する」のために使うというのは、どうしたらよいのか、よくわかりませんでした。どういうことなんだろう、と考えました。

そのときにふと頭をよぎったのが、以下の記事です。

R-style » 新しく、そして古い形式のBlogツール

いつも読んでいる倉下さんのブログ「R-style」の、ブログツールの新しい可能性を考察した記事です。RSSで流れてきて、興味深く読んだ記憶があります。ひょっとしたら、Pocketにも入れたかもしれない。

ここにFargoが紹介されていたんじゃないかなあ、と思い、Googleで検索して発見し、読み直しました。

ありました。Fargoだけでなく、Postach.ioも、紹介されていました。

Postach.ioについては、

ただストックしておくだけのEvernoteのノートを、外に向けて発信する。その他のアプリとの連携で面白い使い方も考えられるだろう。カテゴリーとしては「Evernoteの使い方」の一つになるわけだが、新しいBlogツールとしても捉えられる。

R-style » 新しく、そして古い形式のBlogツールより)

と紹介されてます。

また、Fargoについては、

で、このFargo。(betaながら)Publish機能が付いた。実際どう呼べばいいのかはわからない。Blog機能と呼んだ方が通りが良い可能性もある。ともかく、アウトラインをBlog形式でPublishできるのだ。

R-style » 新しく、そして古い形式のBlogツールより)

と紹介されています。

まさに知りたかった情報と、まさに考えたかった方向性が、この記事に示されていました。(ありがとうございます!)

2.「自分以外の読み手を想定している・書いたあとで整理する」候補としてのPostach.ioとFargoの検討

さて、お二方のアドバイスとR-styleの記事を読んだところ、Postach.ioとFargoは、「自分以外の読み手を想定している・書いたあとで整理する」の有力候補になりました。そこで、Postach.ioとFargoの情報を調べてみます。また、アカウントを作って、試してみます。

(1) 情報整理

a.Postach.io

(a) 日本語マニュアル的なページ

Postach.ioに関する情報を調べはじめたら、すぐに、とてもわかりやすいページにたどり着きました。基本的な情報は、すべてここにあるような気がします。

Postach.ioを使い始めるなら、隅々まで読む価値がありそうです。

Evernoteをブログに!Postach.ioを始めよう!日本語マニュアル – Syncer

(b) R-styleの考察

R-styleにも、Postach.io関連の情報が載っていました。R-styleらしく、単なるハウツー情報ではなく、どんなふうに考えて活用するか、という考察です。

R-style » Let’s Postach!

R-style » Evernoteをアウトプットツールへと変身させる「Postach.io」

この記事のこの部分には、私が漠然と感じていたことを、明晰に表現されています。

一つのブログの記事を「育てている」人は少ない__リライトよりは新規記事としてアップする方を選択しますよね__でしょうが、これはあくまでEvernoteの中のノートです。

おりをみて見返し、着想があれば追記する。

そのようなアイデアの育成の過程を、ブログとして公開できるというわけです。

R-style » Evernoteをアウトプットツールへと変身させる「Postach.io」より)

(c) Postach.ioを自由に使う

Postach.ioがいいんじゃないか、とアドバイスを下さった@Lyustyleさんも、Postach.ioでおもしろいことをされています。

postach.ioについての思考実験 | lyustyle’s Cafe

posteverは、3年間私にとってのマストアイテムだったのだが、WFとの出会いによってつかう機会があまりなくなった。 しかし、postach.ioでブログを書くためのクライアントと考えたらこれはなかなかよいpostach.ioの入力クライアントになるのではないかと考えたのだ。

postach.ioについての思考実験 | lyustyle’s Cafeより)

なるほど。Postach.ioを使えば、Evernote連携アプリのすべてが、ブログツールとしての機能を果たすわけですね。

b.Fargo

日本語で読めるFargoの情報が圧倒的に集まっているのは、@takwordpieceさんのブログ「Word Piece >>by Tak.」です。

デイブ・ワイナー「Fargoにようこそ! 」:Word Piece >>by Tak.:So-netブログ

なかでも、私が驚喜したのは、この機能です。

FargoからWordPressにポストする機能:Word Piece >>by Tak.:So-netブログ

少し前から、FargoのアウトラインからWordPressに直接ポストする機能が公開されている。

FargoからWordPressにポストする機能:Word Piece >>by Tak.:So-netブログより)

なんと、FargoからWordPressにポストできるとは! これはと思い、試してみました。

(2) さっそく試してみた感じ

a.Postach.io

Postach.ioは、「Evernoteをブログに!Postach.ioを始めよう!日本語マニュアル – Syncer」を参考にしながらちょっといじれば、すぐにブログを開設することができました。

独自ドメインにも対応しているようなので、現在、サブドメインにPostach.ioを登録することを試してみます。ある程度落ち着いたら、改めてやり方を整理します。

Postach.ioには、可能性を感じます。

b.Fargo

FargoのWordPressへの投稿機能は、壮絶に文字化けしてしまい、使えませんでした。

今後のアップデートに期待、と思ったのですが、@takwordpieceさんより、以下の情報提供が。

ほんとうに革命的な機能、斬新な発想だと思うので、残念です。

当面は、本来の機能であるクラウドアウトライナーとして使い込んで、独自CMSとしての機能を使えないかどうか、少しずつ試してみます。

3.おわりに ~課題は、他の領域との役割分担~

今回、Postach.ioとFargoを調べ、そして少し試してみて、「自分以外の読み手を想定している&書いたあとで整理する」の領域に位置づけられるツールが存在するんだ、ということがわかりました。

他方で、自分が書くすべての文章を「自分以外の読み手を想定している&書いたあとで整理する」の領域に移すことはありません。そこで、今後の課題は、4つの領域の役割分担です。4つの領域に相乗効果をもたらすようなシステムを組み立てたいです。

何にしても、(アナログ)ノート、Evernote、ブログに、Postach.ioやFargoが加わることで、新しい発見や収穫があることはまちがいありません。ワクワクしています。

スポンサードリンク

関連記事

no image

レポート課題に取り組むときの留意点

私は、大学の非常勤講師として学部生向けの講義をひとつ担当しているのですが、その講義の単位認定には試験

記事を読む

no image

ドラクエのレベル上げと現実世界の自分育成との重要な違い

1.ドラクエのレベル上げと現実世界で自分を育てることは、似て非なるもの (1) ドラクエのレベル上

記事を読む

no image

ブログに設定した「成長」という目的の中身は、自分を育てることと、ブログを育てること

1.ブログ「単純作業に心を込めて」に設定した、「成長」という目的 私がこのブログ「単純作業に心を込め

記事を読む

no image

我が家の子育て×Evernote。子育てのためにEvernoteに入れているものと、その目的・方法

1.我が家の子育ては、Evernoteなしには語れない 我が家の子育てには、Evernoteが大活躍

記事を読む

no image

Evernoteにテキストを投稿するためのAndroidアプリ「WriteNote」を活用するアイデア

1.AndroidからEvernoteにテキストデータを保存する方法 AndroidからEvern

記事を読む

no image

WorkFlowyで、離れた場所を同時に操り、文章を書く

1.WorkFlowyで長文を書くことを助けてくれるのは、階層構造だけではない WorkFlowy

記事を読む

no image

Evernote子ども成長記録ノートを、じぃじ・ばぁばと共有すれば、みんなハッピー。

1.Evernote子ども成長記録ノートは、続ければ続けるほど、価値が出る (1) 我が家で大活躍の

記事を読む

no image

hタグ整理の方法と、作業完了の感想

1.hタグの不統一とその原因 (1) hタグが統一できていなかった つい先日まで、このブログのhタグ

記事を読む

no image

Evernote×就活。自己分析、エントリーシート、面接対策、情報管理

1.「Evernoteを就活に活用する方法を教えて」 Evernoteで大学の講義ノートをとる方法を

記事を読む

no image

なぜ、WorkFlowyは、文章の推敲に向いているのか? (WorkFlowy×『数学文章作法 推敲編』その1)

1.問い「なぜ、WorkFlowyは、文章の推敲に向いているのか?」と検討の指針 (1) Work

記事を読む

スポンサードリンク

スポンサードリンク

no image
お待たせしました! オフライン対応&起動高速化のHandyFlowy Ver.1.5(iOS)

お待たせしました! なんと、ついに、できちゃいました。オフライン対応&

no image
「ハサミスクリプト for MarsEdit irodrawEdition」をキーボードから使うための導入準備(Mac)

諸事情により、Macの環境を再度設定しています。 ブログ関係の最重要は

no image
AI・BI・PI・BC

AI 『〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則』を読

no image
[『サピエンス全史』を起点に考える]「それは、サピエンス全体に存在する協力を増やすか?」という評価基準

1.「社会派」に対する私の不信感 (1) 「実存派」と「社会派」 哲学

no image
[『サピエンス全史』を起点に考える]サピエンス全体に存在する協力の量と質は、どのように増えていくのか?

『サピエンス全史』は、大勢で柔軟に協力することがサピエンスの強みだと指

→もっと見る

  • irodraw
    彩郎 @irodraw 
    子育てに没頭中のワーキングパパです。1980年代生まれ、愛知県在住。 好きなことは、子育て、読書、ブログ、家事、デジタルツールいじり。
    このブログは、毎日の暮らしに彩りを加えるために、どんな知恵や情報やデジタルツールがどのように役に立つのか、私が、いろいろと試行錯誤した過程と結果を、形にして発信して蓄積する場です。
    連絡先:irodrawあっとまーくtjsg-kokoro.com

    feedlyへの登録はこちら
    follow us in feedly

    RSSはこちら

    Google+ページ

    Facebookページ

PAGE TOP ↑