Xperia SXで、USBテザリングを使う
目次
1.Xperia SXでUSBテザリングを使う
(1) ただいま、Xperia SXで、USBテザリングをしています
今、私は、新幹線に乗っています。新幹線で、Windowsのノートパソコンを開き、Evernoteにこの文章を入力しています。
私のノートパソコンには、USBケーブルによって、Xperia SXがつながっています。そして、Xperia SXを経由して、私のノートパソコンはインターネットにつながっています。USBテザリングというやつです。
docomoのXiプランは、テザリングを使っても、通信料金が変わりません。私は、このことを魅力に感じてたためにXiに変えたので、機会があれば、積極的にテザリングを使っています。
当初は、Wi-FiでXperia SXとパソコンをつなげるテザリング、つまり、Wi-Fiテザリングを使っていました。しかし、今では、USBテザリングの方を好んで使っています。
(2) USBテザリングのやり方
USBテザリングは、簡単です。
- 電源オンのXperia SXと電源オンのWindowsパソコンを、USBケーブルでつなぎます。(データ通信もできるUSBケーブルでなければいけません。充電専用のUSBケーブルも存在するので、注意が必要です。)
- Xperia SXでテザリングの設定を開き、「USBテザリング」にチェックを入れます。
- 警告メッセージが出ますが、OKをタップします。
- 少し待つと、Windowsパソコンが、インターネットにつながります。
2.Wi-Fiテザリングと比較したときの、USBテザリングのメリットとデメリット
Wi-Fiテザリングと比較したときの、USBテザリングのメリットとデメリットは、以下の通りです。
(1) メリット
a.バッテリーの心配がない
USBテザリングをしている最中、Xperia SXは、WindowsパソコンとUSBケーブルでつながれています。その間、Xperia SXは、ノートパソコンから電力の供給を受けます。したがって、テザリングをしていても、Xperia SXのバッテリーは減りません。
Wi-Fiテザリングの欠点は、バッテリーを食うことです。Wi-Fiテザリングで数時間ネットワークに接続すると、Xperia SXのバッテリーは、10パーセント単位で、ぐんぐん減っていきます。通常、テザリングを使用するのは、外出先です。外出先でXperia SXのバッテリーがなくなると、いろいろな支障が出ます。そのため、Wi-Fiテザリングばかりにバッテリーを使うことができません。
これに対して、USBテザリングなら、テザリングをしながら電力の供給を受けるため、テザリングをしても、Xperia SXのバッテリーは減りません(むしろ増えます)。その後を気にしてテザリングを控える必要はありません。
b.Xperia SX-ノートパソコン間での通信が安心
USBテザリングの場合、Xperia SXとノートパソコンの間は有線でデータをやりとりしています。この間の通信が途切れる心配は、あまりありません。たぶん。
テザリングは、インターネット-Xperia SX-ノートパソコンという流れでデータ通信をします。ノートパソコンがインターネットにつながるには、インターネット-Xperia SX間の通信と、Xperia SX-ノートパソコン間の通信の、劣っている方に規定されるのではないかと思います(いわゆるボトルネック)。
これに対して、USBテザリングなら、Xperia SX-ノートパソコンの通信は有線なので、安定していると思われます。たぶん。
c.セキュリティ上も、安心(なのではないか)
USBテザリングなら、Xperia SX-ノートパソコン間の通信は、有線です。有線なので、外に漏れません。
Wi-Fiテザリングの場合、電波は、周囲に広がります。少なくとも、無線LANアクセススポットととして、第三者からも見ることができる状態になります。
セキュリティ上は、USBテザリングの方が安全なのではないかと思います。たぶん。
(2) デメリット
a.iPadには使えない
USBテザリングなので、USB端子が必要です。iPadには使えません。
b.Xperia SXを置く場所が必要
USBテザリングの場合、Xperia SXは、ノートパソコンとUSBケーブルでつながっています。USBケーブルでつながる範囲内に置いておく必要があります。机がない場所では、Xperia SXの置き場に、若干、困ります。
これに対して、Wi-Fiテザリングなら、電波が届く範囲なら、Xperia SXを鞄の中にしまっても、全く問題がありません。
c.充電しながら通信なので、熱くなる(バッテリーに悪い気がする)
USBテザリングをしているとき、Xperia SXは、少なくとも、次の3つのことをしています。
- docomoのネットワークと通信をする
- USBケーブル経由で、ノートパソコンと通信する
- USBケーブル経由で、ノートパソコンから電力の供給を受ける
充電をしながら、docomoネットワークとUSBケーブル経由という、2つの通信を同時にすることになりますので、本体がかなり熱くなります。高温は、バッテリーの大敵ですので、バッテリーに悪い気がします。
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