よき聞き手としてのブログ
公開日:
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最終更新日:2014/06/24
ブログ
目次
1.『神様からのギフト − ザ・コーチ2』の「よき聞き手」論
(1) 『ザ・コーチ』の続編『神様からのギフト - ザ・コーチ2』
『ザ・コーチ(最高の自分に出会える『目標の達人ノート』)』は、目標をテーマとする小説形式の自己啓発本です。読みやすいストーリーの中に目標に関するたくさんの知識が埋め込まれているので、目標の扱い方を総合的に学ぶための教科書のように使うことができます。
「ゴール」から「目的」と「目標」を見つける方法とそのメリット(『ザ・コーチ』のご紹介)
『ザ・コーチ』には、『神様からのギフト−ザ・コーチ2』という続編が存在します。先日、同書をKindleストアで発見し、さっそく読みました。
『神様からのギフト』は、『ザ・コーチ』と同じように、ストーリーを楽しみながら読み進めることで、たくさんの大切なことが学べる、よい本でした。
(2) よき聞き手がいることの効用
この『神様からのギフト』の中に、こんな一節がありました。
そして、よき聞き手がいれば、人は自分の考えや感情を話しながら整理することができます。自分の中にあるものは、外に出して初めて客観的に見ることができます。自分で自分自身に気づくことができるのです。つまり話を聞くということは、話している相手が次第に自分自身を取り戻していくのを手伝うことなのです。location 1258
人は、よき聞き手がいると、自分の考えや感情を整理することができる。だから、相手のよき聞き手になることで、相手が自分の考えや感情を整理することを手伝うことができる。これは、相手が自分自身を取り戻していくことを手伝うことにほかならない。『神様からのギフト』のこの一節が言うのは、こういうことです。
これは、自分がよき聞き手になることで、相手に価値を与えることができる、という話なのですが、これを逆の立場から見ることも可能です。つまり、よき聞き手に話を聞いてもらうと、私は、自分の考えや感情を整理することができて、それによって、自分を取り戻すことができる、ということです。よき聞き手の存在から、自分は大きなメリットを受け取ることができます。これが、よき聞き手がいることの効用です。
2.自分のブログは、何でも聞いてくれるよき聞き手でもある
この一節を読んで、よき聞き手という存在のありがたさを再認識しました。そして、妻や友人や同僚など、よき聞き手になってくれている方々の顔が思い浮かび、彼らに対する感謝の気持ちを感じることができました。
それと同時に、私の頭に思い浮かんだのは、この「単純作業に心を込めて」というブログのことでした。そして私は、このブログが、私にとってのよき聞き手になっていることに気づきました。
私は、このブログを、やりたくてやっています。特定のテーマがあるわけでもなく、書かなければいけないことがあるわけでもないので、私は、自分が書きたいことを、書きたいように、このブログに書いています。
私にとって、「単純作業に心を込めて」は、書きたいことを書きたいように書ける場所です。この場所があることによって、私は、自分がふと思いついたことやなんとなく考えたことを、ブログの記事にすべく、文章の形に少しずつまとめていくことができます。
「単純作業に心を込めて」というよき聞き手がいることで、私は、自分の考えや感情に文章という形を与えて外に出すことができます。文章という形で外に出すことで、自分の考えや感情を客観的に見て、整理することができます。どんな突拍子もないことを考えても、それを黙って聞いてくれて、気長に文章の形になってくれるのを待っていてくれるこのブログは、私にとって、大変よい聞き手です。
自分のブログを持つことのメリットは、いろんな形で語られます。伝えたいメッセージを伝える手段が得られるよ、人脈が広がるよ、セルフブランディングになるよ、Google AdSenseでお小遣いを稼げるよ、文章を書く練習になるよ、勉強になるよ、承認欲求が満たされるよ、ect.etc…。
いろんなメリットがある中で、自分自身をふり返ると、この「ブログがよき聞き手になるよ」というのは、かなり大きなメリットです。
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