*

「Googleカレンダーを軸としたスケジュール管理システム」を、考え始める

公開日: : 最終更新日:2013/11/12 Android, Google, iPad

1.はじめに

(1) Googleカレンダーのおかげで、致命的な失敗は発生していません

現在、私は、Googleカレンダーを利用して、スケジュールを管理しています。

Googleカレンダーの優秀さのおかげで、この仕組みによるスケジュール管理で、今のところ、致命的な失敗は発生していません。予定をすっぽかすことはありませんし、ダブルブッキングもありません。その意味では、今の私の仕組みは、とりあえず、合格レベルのスケジュール管理システムなのだと思います。

(2) スケジュール管理システムの目的は、致命的な失敗を防ぐことだけなのか?

他方で、スケジュール管理システムの目的は、致命的な失敗を発生させないことだけではないような気がします。毎日の生活のバランスを取ったり、自分にとって大切なことに十分な時間を注いだり、人生をより有意義な方向へ進めるように舵を切ったりといったことも、スケジュール管理システムの目的ではないかと思います。

この観点、すなわち、スケジュール管理システムには、毎日のスケジュールで致命的な失敗が起きないように防止すること以外の役割があるのだ、という観点からすれば、今の私のスケジュール管理システムは、改善の余地がたくさん残されているのではないかと思います。

(3) 「Googleカレンダーを軸としたスケジュール管理システム」を考え始める

そこで、自分のスケジュール管理システムについて、考え始めたいと思います。

紙の手帳かGoogleカレンダーか、というところから考え始めることもできるとは思います。しかし、私は、Googleカレンダーを使い始めたとき、なんだかとてもワクワクして、このサービスは好きだと感じました。ですから、Googleカレンダーを軸としたシステムとする、というのは、所与の前提としたいと思います。

すなわち、私は、、「Googleカレンダーを軸としたスケジュール管理システム」について、考え始めます。

2.問いの設定

(1) 最終的な問い 「私にとって理想の『Googleカレンダーを軸としたスケジュール管理システム』とは、どのような仕組みをしたシステムか?」

私がこれから考え始めるテーマは、「Googleカレンダーを軸としたスケジュール管理システム」です。私が答えるべき最終的な問いは、「私にとって理想の『Googleカレンダーを軸としたスケジュール管理システム』とは、どのような仕組みをしたシステムか?」です。

(2) 問いの具体化

とはいえ、「私にとって理想の『Googleカレンダーを軸としたスケジュール管理システム』とは、どのような仕組みをしたシステムか?」という問いは、具体的ではないため、何を考えたらいいのか、よくわかりません。そこで、以下の問いをたててみました。これらの問いもまだまだ抽象的ですが、考える視点としては、有益なのではないかと思います。今後、これらの問いを、ひとつずつ考えていきたいなと思っています。

  1. 「Googleカレンダーを軸としたスケジュール管理システム」の基底を流れる思想は何か?
  2. 「Googleカレンダーを軸としたスケジュール管理システム」の役割は何か?
  3. 「Googleカレンダーを軸としたスケジュール管理システム」がうまくいくと、私は、何を達成できるのか?
  4. 「Googleカレンダーを軸としたスケジュール管理システム」がうまくいくと、私は、どのような精神状態になるのか?
  5. 「Googleカレンダーを軸としたスケジュール管理システム」が満たすべき条件は何か?
  6. 「Googleカレンダーを軸としたスケジュール管理システム」は、どんな道具を必要とするか?
  7. 「Googleカレンダーを軸としたスケジュール管理システム」は、どんなアプリを必要とするか?
  8. 「Googleカレンダーを軸としたスケジュール管理システム」は、どんなサービスを必要とするか?
  9. 「Googleカレンダーを軸としたスケジュール管理システム」において、私は、いつ、どのような行動をするのか?
  10. 「Googleカレンダーを軸としたスケジュール管理システム」がうまく回っているかを判断する指標は何か?
  11. 「Googleカレンダーを軸としたスケジュール管理システム」が破綻するのは、どのようなときか?
  12. 「Googleカレンダーを軸としたスケジュール管理システム」が破綻しそうになったとき、どのようにそこから立ち直ることができるのか?
  13. 「Googleカレンダーを軸としたスケジュール管理システム」は、どのように改善されていくのか?

スポンサードリンク

関連記事

no image

キャリアメール代替としてGmailを使うときの不便な点:受信したメールの差出人表示をコントロールできない

この記事に記載した問題(Gmailは受信したメールの差出人表示を受信側でコントロールできない(から、

記事を読む

no image

AndroidでFastEver的運用が実現!Evernoteへの投稿に特化したシンプルなアプリ「WriteNote」

1.Evernoteへの投稿に特化したシンプルなAndroidアプリ「WriteNote」 先ほど

記事を読む

no image

GALAXY S3(SC-06D)の実機を触った結果、GALAXY S3を候補から外しました

1.ビックカメラ名古屋駅西店で、GALAXY S3の実機を触れました (1)2012年6月28日、

記事を読む

no image

Xperia SXでのフリック入力が改善しそうな予感。ATOK for Androidの「キーボードの高さ調整」

1.Xperia SXの魅力と課題 Xperia SXは、私にとって、かなり魅力的な端末です。コン

記事を読む

no image

Googleアカウントの2段階認証プロセスは、そこまで負担じゃない。3ヶ月間で増えた手間の検証。

1.Googleアカウントの2段階認証プロセスを設定してから、3ヶ月が経つ (1) 2段階認証プロセ

記事を読む

no image

サポテキ(1) SupportText:テキストのインテントにおいて、ハブとしての役割と起点としての役割を果たすAndroidアプリ

1.SupportText(サポテキ)とは 先日、SupportTextというAndroidアプリ

記事を読む

no image

私にとっては、LINEよりもハングアウトの方が好ましいけれど、ハングアウトには課題も感じる

1.Googleのハングアウト 少し前の話ですが、Googleは、Google I/O 2013で、

記事を読む

no image

Xperia SX入手の見通しが立たないので、状況を整理(GALAXY Sの現状/FOMA→Xi/Xperia Tsubasa(SO-01E))

0.Xperia SXへの機種変更の現状 2012年7月段階で、Xperia SXに機種変更するこ

記事を読む

no image

Googleカレンダー色分けのすすめと、色分けのために複数カレンダーを使うことのすすめ

1.Googleカレンダー色分けのすすめ (1) スケジュール管理ツールは、スケジュールを視覚的に把

記事を読む

no image

EvernoteよりもGmailの方がデータベースとしての使い勝手がよい、2つの理由

1.一般人がコスト0円で個人的なデータベースを持つための2つの手段 インターネットにはいろんな情報が

記事を読む

スポンサードリンク

スポンサードリンク

no image
お待たせしました! オフライン対応&起動高速化のHandyFlowy Ver.1.5(iOS)

お待たせしました! なんと、ついに、できちゃいました。オフライン対応&

no image
「ハサミスクリプト for MarsEdit irodrawEdition」をキーボードから使うための導入準備(Mac)

諸事情により、Macの環境を再度設定しています。 ブログ関係の最重要は

no image
AI・BI・PI・BC

AI 『〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則』を読

no image
[『サピエンス全史』を起点に考える]「それは、サピエンス全体に存在する協力を増やすか?」という評価基準

1.「社会派」に対する私の不信感 (1) 「実存派」と「社会派」 哲学

no image
[『サピエンス全史』を起点に考える]サピエンス全体に存在する協力の量と質は、どのように増えていくのか?

『サピエンス全史』は、大勢で柔軟に協力することがサピエンスの強みだと指

→もっと見る

  • irodraw
    彩郎 @irodraw 
    子育てに没頭中のワーキングパパです。1980年代生まれ、愛知県在住。 好きなことは、子育て、読書、ブログ、家事、デジタルツールいじり。
    このブログは、毎日の暮らしに彩りを加えるために、どんな知恵や情報やデジタルツールがどのように役に立つのか、私が、いろいろと試行錯誤した過程と結果を、形にして発信して蓄積する場です。
    連絡先:irodrawあっとまーくtjsg-kokoro.com

    feedlyへの登録はこちら
    follow us in feedly

    RSSはこちら

    Google+ページ

    Facebookページ

PAGE TOP ↑