WordPress.com を選んでよかったと思う3つのポイント
0.はじめに
ブログを始めるとき、どのブログサービスにしようかと考えた結果、WordPress.comを選択しました。選択したときは、たいした理由もなく選んだのですが、今になって思うと、以下の3つのメリットがあると感じます。
WordPress.comは、今のところ、それほどメジャーな選択肢ではないように感じますが、徐々に勢力を拡大してくるのではないかと思っています。
1.My Stats がおもしろい
WordPress.comでブログを作れば、すぐに、My Statsを利用できます。My Stats は、WordPress.comが提供するアクセス解析ツールです。
My Stats で知ることのできる情報のうち、代表的なものは、以下の通りです。
- 表示回数(全期間・今日・一日あたりの最高表示回数を表示してくれる。棒グラフ表示もあって、直感的にわかりやすい。)
- 人気の投稿とページ(表示回数順に、投稿を並べてくれる。期間を指定しての並び替えも可能。)
- 検索キーワード(どんな検索キーワードでたどり着いた人が、どれだけの表示をしてくれたのかを、ランキングで並べてくれる。)
- クリック数(投稿内に張ったリンクを、クリックされた回数順で並べてくれる。)
- 合計フォロワー&共有(自分が投稿した記事の数、ブログやTwitterのフォロワー数を表示してくれる)
- タグ&カテゴリー(タグやカテゴリーごとの表示回数を、表示回数順に並べて、表示してくれる)
ブログを続ける上で、これらの統計情報は、ひとつの指標となります。モチベーションの源泉にもなります。また、検索キーワードや人気の投稿からは、次にどんな内容の投稿を書くかの示唆を受けることができます。そのため、ブログをするのであれば、何らかの統計情報を利用するのがよいと思います。
Googleアナリティクスなどの外部サービスを利用するのも手だとは思いますが、設置の手間がかかることや、対応していないブログもあることから、まずは、ブログサービスが用意している統計情報を使うのがお手軽です。
WordPress.com であれば、My Stats という統計情報ページが元々用意されています。この統計情報には、有益な情報がいっぱい詰まっています。
My Stats を利用することができる点が、WordPress.comを選択してよかったと感じる、ひとつめのメリットです。
2.WordPressへ移行するのが容易(だと思う)
WordPress.com なら、WordPressへ移行することが、容易です。WordPress.comは、WordPressを利用したブログサービスなので、多くの点で、WordPressと共通しているからです。
まず、WordPress.comに蓄積した投稿やページのデータを移行する点です。これは、エクスポート機能を使うことで、簡単に実現可能だと思われます。フォーラムなどの情報をみる限り、カテゴリやタグもそのまま引き継がれるようです。
次に、WordPress.comのDashboardは、WordPressのDashboardと同じなので、操作に戸惑うこともないのではないかと思います。たとえば、ウィジェットの設置や、各種連携ツールの使用についても、WordPress.comでやったことがあれば、たぶん、WordPressであっても、スムーズに実現可能なのではないかと思います。
もっとも、WordPressへの移行に関しては、まだ私自身がやったことがないため、多分そうだと思う、のレベルにとどまります。実際にWordPressに移行しみたら、実際どうだったのかを、まとめてみます。
なんにしても、WordPressに興味があるけれど、いきなりレンタルサーバを用意するのはおっくうだ、という場合、まずWordPress.comを利用するのは、合理的な選択ではないかと思います。
3.ブログサービスとしての基本機能が高い(ような気がする)
WordPress.comは、ブログサービスとしての基本性能が高いような気がします。私がありがたいと感じているのは、以下の点です。(ただし、私は、他のブログサービスを利用したことが、ほとんどありませんので、他との比較でこれらを評価しているわけではありません。)
- 広告は、いっさい表示されません。
- ブログの外観は、多くのテーマの中から、自分にあったものを選択することができます。
- 記事を投稿したときに、TwitterやFacebookに自動で流すことも可能です。
- RSS配信は、全文か一部かを選択できます。
- Googleウェブマスターツールを使うことができます。
- メール投稿も可能です。
- 各種ブログエディタに対応しています。zoundry ravenにも対応しています。Blogsyでも投稿可能です。
- ブラウザからの投稿も、結構いろいろなことができます。HTMLを直接編集することも可能です。
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