Xperia SX(SO-05D)でWi-Fiテザリングを使う
目次
1.はじめに
Xperia SXに機種変更した理由のひとつは、Xiにすれば、テザリングを利用しても月額通信料金が変わらないことです。さっそくWi-Fiテザリングを使ってみましたので、使い方などをメモします。
なお、Xperia SXで利用可能なテザリングには、Wi-FiテザリングとUSBテザリングがあります。Wi-Fiテザリングは、Xperia SXをWi-Fiのアクセスポイントとして使うテザリングです。USBテザリングは、Xperia SXとパソコンをUSBでつなげてパソコンをインターネットにつなぐテザリングです。
今回は、Wi-Fiテザリングを使いました。
2.Xperia SX側の設定・操作
(1)「テザリング」メニューのありか
Xperia SXでテザリングの設定をするには、「設定」の中の「無線とネットワーク」の「その他」を開いたところにある「テザリング」というメニューに行きます。若干、わかりにくいところにあります。Xi契約におけるひとつの目玉機能なのですから、もう少しわかりやすいところにあるとよいのですが。
「テザリング」というメニューの中には、上から順に、
- USBテザリング
- Wi-Fiテザリング
- Wi-Fiテザリング設定
- ヘルプ
と並んでいます。
(2)「Wi-Fiテザリング設定」で、ネットワークSSID・セキュリティ・パスワードを確認
まずは、Wi-Fiテザリング設定を開き、ネットワークSSID・セキュリティ・パスワードを確認します。
ネットワークSSIDとセキュリティは、基本的には、そのままで問題ありません。
パスワードも、そのままでかまいませんが、より強固なパスワードまたはより覚えやすいパスワードに変更するとよいと思います。
(3)「Wi-Fiテザリング」をオンに
次に、Wi-Fiテザリング横のチェックマークをオンにして、Wi-Fiテザリングを有効にします。Wi-Fiテザリングが有効になると、「Xperia SX SO-05D_****(ネットワークSSID名)が有効です」との表示が出ます。
これで、Xperia SXで行う設定・操作は終了です。
3.パソコン(Windows 7を想定)側の設定
次に、Wi-Fiにつなぐ機器の設定をします。ここでは、Windows 7のパソコンを想定します。
まず、ワイヤレスネットワークをオンにして、ネットワークを検索します。
すると、「Xperia SX SO-05D_****」いう名前のネットワークがあるはずです(ネットワークSSIDを変更しているなら、そのネットワークSSID)。これが、Xperia SXです。
そこで、そのネットワークに接続します。接続するには、Xperia SXで決めたパスワードを入力するだけです。
4.通信速度・バッテリー消費・通信量・テザリング中の動作
30分ほどつなぎっぱなしにしておきました。とはいえ、その間の通信は、Evernote for Windowsを同期したくらいなので、たいした使用量ではありません。それを前提に、通信速度、バッテリー、通信量を確認します。
(1)通信速度
通信速度は、速いです。さすがXiです。テザリングであることを意識しませんでした。
(2)Xperia SX側のバッテリーの消費状況
Xperia SX側のバッテリー消費は、それなりに激しいです。
30分つないで、15%くらい減りました。通信が多くなれば、その分、バッテリー消費も激しくなると思われます。
なお、テザリングをしても、本体の発熱は、それほど気になりませんでした。
(3)通信量の確認
テザリングで使用した通信量は、Xperia SXから確認することができます。
「設定」→「無線とネットワーク」→「データ使用」で、アプリごとのデータ通信量を確認できます。この中に、「テザリング」という項目があります。ここに記載されている数字が、テザリングで使用した通信量です。
なお、今回は、4.2MBでした。
(4)テザリング中のXperia SXの動作
テザリング中でも、Xperia SXの動作に、特に制約を感じることはありませんでした。
まず、端末をロック状態にしても、問題ありません。
次に、Gmailやspモードメールの自動受信は、普通にしてくれました。
電話の着信は、かかってこなかったので、不明です。
5.おわりに
Xperia SXでWi-Fiテザリングを利用するのは、簡単でした。また、通信速度、バッテリー消費、通信量の点でも、たいした問題は見られませんでした。
外出先で少しインターネットに接続する、などの用途のためには、Xiスマートフォンのテザリング機能は、大変便利ではないかと思います。
スポンサードリンク
関連記事
-
-
脱spモードメール計画(2) 相手の負担とメリットを想像する
1.代替の選択肢4つを、比較する視点 spモードメールの代替の選択肢として、私が思いついたのは、次の
-
-
『Google ドライブへようこそ』メールが届きました。Android版Googleドライブの第一印象。
1.『Googleドライブへようこそ』 今朝起きたら、メールが届いていました。 ■件名:Goog
-
-
フリック入力に慣れてきたら、この3つの設定がおすすめ(ATOK for Android)
1.フリック入力に慣れてきたら フリック入力は、本当に画期的な入力方法です。慣れれば、片手だけで、
-
-
Androidからひとりブレーンストーミングをするなら、PostEverが最適!
1.概要 PostEverを使えば、ひとりブレーンストーミングをすることができます。 PostE
-
-
サポテキ(3) サポテキで、spモードメールアプリの弱点を補う
1.概要 (1)サポテキで補うspモードメールアプリの弱点 サポテキを使えば、「動作が重い。特に
-
-
AndroidでEvernoteを使う際の工夫~iPhoneとの比較~
AndroidでEvernoteを使うことについて考えてみます。比較対象は、iPhoneでEvern
-
-
Androidをどう使うかの転換~情報を消費するツールから思考と生産を補助するツールへ~
1.いちばん身近にある道具の使い方 先日ふと気づいたのですが、私にとって、いちばん身近にある道具は
-
-
Xperia SXでのフリック入力が改善しそうな予感。ATOK for Androidの「キーボードの高さ調整」
1.Xperia SXの魅力と課題 Xperia SXは、私にとって、かなり魅力的な端末です。コン
-
-
まだ見ぬドコモメールを、LINEのトークと比較する
1.ドコモメール、まだ来ない 2013年3月になって、今日で1週間です。しかし、2013年3月にスタ
-
-
AndroidでToodledoを使う(3) インテント機能でタスクを追加する
1.インテント機能でToodledoにタスクを追加する AndroidでToodledoを使う際に