*

なぜ、子育てにEvernoteを使い続けているのか

公開日: : Evernote

1.なぜ、子育てにEvernoteを使い続けるか

(1) 我が家の子育てには、Evernoteが大活躍している

我が家の子育てには、Evernoteが大活躍しています。

我が家で大活躍!子育てを彩る、Evernote子ども成長記録ノートの作り方と共有方法

我が家の子育て×Evernote。子育てのためにEvernoteに入れているものと、その目的・方法

ここに書いたとおり、メインは、1日1ノートで写真とコメントを記録した子ども成長記録ノートで、それ以外に、離乳食の記録や育児日記など、いろんなものを入れています。

(2) いろんな選択肢がある中で、なぜ、Evernoteなのか

ウェブやスマートフォンやパソコンなどを子育てに活用するとしても、選択肢はいろいろあります。

クラウドを利用するにしても、写真を保存したり共有したりするなら、FlickerやPicasaウェブアルバム(Google+)の方が機能が豊富です。動画ならYouTubeを使う、という手もあります。Facebookに子どものことを投稿する、という手もあります。育児日記や子どもログを蓄積するための専用サービスも存在します。

また、そもそもクラウドを使わなくても、子どものいろんなものを保存することは可能です。パソコンハードディスクに写真や動画や育児メモを保存するだけでも、十分、子育てのための蓄積になります。

このように、いろいろな選択肢があり得ます。その中で、私がEvernoteを使っている理由は何なのか、考えてみました。

2.Evernoteを使い続けている3つの理由

子育てにEvernoteを使い続けている理由は、次の3つです。

  1. ポケットひとつ原則
  2. やりたいことをだいたいできるだけの機能
  3. 他の領域との相乗効果

順番に説明します。

(1) ポケットひとつ原則

子育てにEvernoteを使い続けている理由のひとつめは、子育てに関連するものの多くを、ひとつの場所に集めることができる、ということです。いわば、子育てのポケットひとつ原則です。

a.時間軸のポケットひとつ原則

ポケットひとつ原則は、時間軸で、全部をEvernoteに集めることができる、のではないか、ということです。

(a) ずっと使い続けることができるであろうという信頼(将来)

子どもの記録を蓄積する方法を決めるとき、かなり大切なのは、その方法を長い間使えるか、ということです。

ある方法で子どもの記録を蓄積していたのに、あるとき外部の要因で、その方法が使えなくなると、いろいろ不便です。

たとえば、以前、ベータマックス vs VHSという、ビデオの規格争いということがあったそうです。この争いはVHSの勝利で終わりましたが、決着がつくまでの間に、子どもの記録をベータマックスで蓄積していた人は、それなりの人数いるのではないかと思います。この場合、ベータマックスで蓄積した子どもの記録を見返すのは若干面倒ですし、それまでと異なった蓄積方法になってしまうため、蓄積の一貫性、継続性も損なわれてしまいます。

また、たとえば、育児日記専用サービスが、サービス内容を変えたり、サービス実施主体を変更したり、さらにはサービスの提供そのものを停止したり、ということは、ざらにあります。こうなると、対応が面倒ですし、また、蓄積の一貫性、継続性も損なわれてしまいます。

では、Evernoteは、長い間使えるだろう、という信頼に値するサービスなのでしょうか。これは、人によって意見が分かれるところだと思います。中には、まだ歴史の浅い企業なので、いつサービスが停止するかもわからない、と考える人もいるでしょう。

しかし、私は、Evernoteなら大丈夫だろう、と思っています。Evernoteが世の中に提供している価値は、ほんとうに大きなものだと思います。また、Evernoteが世の中に生み出すことができる価値は、今、一般に考えられているよりも、ずっとずっと大きいような気がしています。なので、今後爆発的に発展することはあっても、サービス停止に追い込まれることはないだろう、と楽観しています。

そんなわけで、私は、Evernoteなら、これからも長い間、この方法で子どもの記録を蓄積し続けることができるだろう、と思っているため、Evernoteを選んでいます。

(b) これまでEvernoteを使ってきた(過去)

次に、これまでにEvernoteを使ってきた、ということも、大きな理由です。

記録の一貫性や継続性を大切にするなら、これまでに子どもの記録を蓄積してきたのと同じような方法で今後も蓄積を続けることが、合理的です。

我が家では、これまで、Evernoteに子どもの記録を蓄積してきましたので、今後の蓄積方法を考えるときも、Evernoteを使い続けるのが合理的です。

(c) 万一のときも、大丈夫

それから、万一、Evernoteがサービスの提供を停止することになったとしても、Evernoteに蓄積したデータは、失われない、ということも、大切です。

Evernoteには、いろんな形式でのエクスポート機能が用意されています。たとえば、HTML形式でエクスポートをすることもできるので、これをすれば、Evernoteに蓄積したすべてのデータは、あとから普通にブラウザで確認できます。

Evernoteがサービスを停止してしまったら、継続性や一貫性の点では価値がその分損なわれてしまいますが、それでも、蓄積が無になるわけでは全然ない点で、一応は、安心できます。

b.データを集中する

ポケットひとつ原則のふたつめは、いろんなデータを集中できる、ということです。

(a) いろんな種類のデータを全部Evernoteへ

まず、どんな種類のデータも分散しない、ということです。

たとえば、写真の共有にFlicker、動画の共有にYouTube、子どもの様子をFacebookに投稿、育児日記サービスに育児日記、というかたちで子どもの記録を管理していると、子どもの記録という意味ではひとくくりのデータが、いろんなところに分散してしまいます。

分散すると面倒なので、できれば一箇所に集中させたいのですが、一箇所に集中させようとすると、選択肢は限られます。Flickerに文字情報中心の育児日記を記録するのはむずかしいですし、保育所からの通知をスキャンしたPDFファイルや、お年玉の金額を整理したエクセルファイルまで一箇所に集中させようとすれば、Facebookも使いづらいです。

結局、子育てに関するいろんなことを全部一箇所に集中しようとすれば、選択肢は、自然と、Evernoteに落ち着きます。

(b) いろんな場面で記録するデータを全部Evernoteへ

次に、どんな場面で記録したことも、全部Evernoteに集中できる、ということです。

子どもの記録は、いろんな場面で生まれます。朝起きて部屋で遊んでいるときも、食事の準備をしているときも、公園までお散歩に出かけるときも、保育園から受け取ったプリントを整理しているときも、何かしら、蓄積するに値するものが生まれます。

蓄積するに値するものを、その場その場で記録していくと、その記録がいろんな場所に散在してしまいます。これに対して、Evernoteとスマートフォンがあれば、どんな場所で生まれた記録も、それほど大きな手間をかけずに、Evernoteに集めることができます。

(2) やりたいことを全部できるだけの機能

子育てにEvernoteを使い続けている理由のふたつめは、Evernoteの機能が豊富だ、ということです。Evernoteは、私が、子育てについてやってみたいことのうち、かなりの部分を実現できるだけの機能を持っています。

いくつかピックアップしてみます。

a.スマートフォンからのできることが豊富

Evernoteは、スマートフォンから、いろんなことをすることができます。iPhoneにも、Androidにも、Evernoteと連携する多彩なアプリが用意されています。

我が家で大活躍している子ども成長記録ノートも、スマートフォンから写真とコメントを投稿するだけで、自動で追記してくれる、というPostEver、WriteNote Proというアプリがあるために実現できています。

b.文字も写真も音声も動画もPDFファイルもExcelファイルも記録できる

Evernoteなら、文字も写真も音声も動画も記録できます。

PDFファイルもExcelファイルも記録できます。

Evernoteなら、記録したいと思うこと全部を記録できる機能を持っています。

c.プレミアムアカウントなら、容量を気にする必要がない

クラウドサービスにつきまとう制限は、容量です。でも、Evernoteなら、プレミアムアカウントにしておけば、容量の制限も、まず心配ありません。

d.操作が簡単なので、妻や両親でも十分使える

Evernoteは、操作が簡単です。

我が家では、子ども成長記録ノートを投稿するのはほぼ妻ですし、還暦付近の両親や、米寿近い祖父も子ども成長記録ノートを見ていますが、最初の設定を除けば、操作方法についての問い合わせを受けたことは、ほとんどありません。

e.シンプルだけれど十分な共有機能を持っている

我が家が子ども成長記録ノートにEvernoteを使っている理由は、共有機能を持っていることです。Evernoteは、シンプルだけれど十分な共有機能を持っています。

f.データを再利用することも可能

Evernoteに蓄積したデータは、再利用可能です。

写真はjpeg、動画はmp4といった、汎用的な形式のまま、添付ファイルとして扱われています。

そのため、子ども成長記録ノートに貼り付けた写真をあとからコピーして使うことや、印刷することもできます。

(3) 他の領域との相乗効果

子育てにEvernoteを使い続けている理由のみっつめは、子育ての記録をEvernoteに蓄積することで、子育て以外の領域との間で、相乗効果が生まれる、ということです。

a.Evernoteを毎日、自然に、使うようになる

私は、Evernoteから価値を引き出すために必要なのは、Evernoteを毎日自然に使う、ということだと思っています。「よし使おう」と考えることなく、気づくと毎日自然にEvernoteを使っていた、という状態が、Evernoteから価値を引き出すためには、とても大切です。

そして、Evernoteを毎日、自然に、使うようになるためには、自分にとってしっくりくる使い方を見つけて、それを徹底することが大切ではないかと思います。

私にとって、子育てのいろんなことをEvernoteに蓄積する、という使い方は、自分にとってすごくしっくりきて、徹底できる使い方でした。私自身は、この使い方を徹底することによって、Evernoteをものすごく身近に感じることができました。そして、それに伴って、Evernoteから引き出せる価値が、どんどん増えていきました。

Evernoteを毎日自然に使うまでの4段階

b.元気になれる

私は、仕事中も、しばしばEvernoteを使います。業務日誌のようなものをEvernoteでつけているため、作業の進行にあわせて、たまにEvernoteを開いて、そこに仕事のことをメモします。

たまに、業務日誌をつけるついでに、ちょっと気分転換がてら、子育て用のノートブックを開きます。そのノートブックを開けば、そこに、生まれてから今日までの子どもの成長が詰まっています。このノートブックは、私がもっとも元気になれるものが集まったノートブックです。多少気持ちが落ち込んでいるときも、だらけているときも、疲れているときも、このノートブックを開けば、まあ、けっこう元気になれます。

Evernoteの使い方のひとつに、オアシスノート、というものがあるそうです。私は、オアシスノートは作っていないのですが、結果として、子育てを蓄積したノートブックが、オアシスノートとして機能しています。

c.発想が生まれる

Evernoteに蓄積したノートは、「関連するノート」や検索機能によって、化学反応を起こすことがあります。ぜんぜん別々のテーマで記載した2つのことが、ひょんな機会で結びついて、ひとつのまとまった思考につながることがあります。

私がEvernoteに入れているいろんなものの中で、子育てに関する諸々は、ほかのいろんなものとは、ちょっと毛色の違うものです。でも、だからこそ、他のいろんな領域の蓄積と結びつけば、そこに相乗効果が生まれます。

3.まとめ

まとめると、子育てにEvernoteを使っている理由は、次の3つです。

  1. 子育てに関するいろんなものを、一箇所に集中できる。子育てのポケットひとつ原則の実現。
  2. Evernoteの機能によって、私が、こんなことがやれたらいいなと思うことの多くを、実現できている。Evernoteが、やりたいことをだいたいできるだけの機能を持っていること。
  3. Evernoteに子育てを蓄積することで、Evernoteの価値がレベルアップしていること。それによって、他の領域との相乗効果が生まれていること。

最後に、それぞれの理由との関係で、思うことをちょっと書きます。

1番目の理由との関係では、私は、Evernoteがこれからしばらくの間発展し続けるサービスであることを信じていて、この確信に賭けている、とも言えます。ですから、Evernoteの将来に賭けた者のひとりとして、今後、どんどんEvernoteが盛り上がっていくように、いちユーザーの立場から、Evernoteのおもしろさを発信していけたら、と思います。

Evernoteが今後発展していくことは、2番目の理由との関係でも、大切です。Evernoteは、完成されたアプリケーションではなく、日々、いろんな機能が付け加わっているサービスです。私は、Evernoteに子育てに関する全部を蓄積する、ということは継続していくつもりですが、そのやり方は、Evernoteの機能に応じて、柔軟に変えていきたいなと思います。今後、Evernoteに新しい機能が付け加わるたびに、その機能を子育てにどんな風に活用できるかな、と考えて、新しいことをいろいろと試し続けていきたいです。

3つめの理由との関係では、Evernoteを育てる、ということを意識します。Evernoteは、使えば使うほど育ち、育てば育つほどそこから生み出される価値が大きくなる、というサービスです。子育てを蓄積することは、私のEvernoteにとって、とてもよい栄養分です。これからも、子育てのいろいろを蓄積することで、私のEvernoteを、ますますパワフルなぞうさんに育てていけたらと思います。

スポンサードリンク

関連記事

no image

Androidからひとりブレーンストーミングをするなら、PostEverが最適!

1.概要 PostEverを使えば、ひとりブレーンストーミングをすることができます。 PostE

記事を読む

no image

Evernote×大学の講義。講師の立場から考える「Evernoteで講義ノートをとる方法」

1.講師の立場から「Evernoteで講義ノートをとる方法」を考える (1) 自分が大学生のときにE

記事を読む

no image

【Evernoteを整理する】ノートブックを、フロー・ストック・アーカイブのスタックにまとめる

1.フロー・ストック・アーカイブという分類 最近、私は、Evernoteのノートブックを、フロー・

記事を読む

no image

Evernote×就活。自己分析、エントリーシート、面接対策、情報管理

1.「Evernoteを就活に活用する方法を教えて」 Evernoteで大学の講義ノートをとる方法を

記事を読む

no image

クラウドに上げない方がよい情報の範囲と、Evernoteのローカルノートブックの可能性

1.どの資格で預かったかによって、クラウドに上げない方がよい情報を線引きする (1) 問題の背景

記事を読む

no image

Evernote×仕事。Evernoteに自分なりのマニュアルを蓄積する

1.Evernoteを仕事に活用する 先日、Evernote Businessのセミナーに行きまし

記事を読む

no image

パパ友に子どもの写真と動画を共有したとき、ひと手間加えたら、よろこばれた(EvernoteとRoadMovies)

1.パパ友と遊んだら、写真と動画を共有 自分がそういう年代だからかだと思うのですが、昔からの私の友人

記事を読む

no image

「Evernoteは便利だよ」ではない言葉で、Evernoteの魅力を表現する。

1.「Evernoteは便利だよ」に違和感を感じる 「Evernoteってどんなツールなんだろう。」

記事を読む

no image

「なぜ、私は、思考するツールとして、Evernoteを使うのか?」の「はじめに」

1.Evernoteは、果たして、思考のためのツールなのか? (1) 「Evernoteは、思考の

記事を読む

no image

飲んだ後のEvernote

1.「飲んだ後」は、Evernoteが活躍する場面のひとつ 何を言っているんだと思われるかもしれな

記事を読む

スポンサードリンク

スポンサードリンク

no image
お待たせしました! オフライン対応&起動高速化のHandyFlowy Ver.1.5(iOS)

お待たせしました! なんと、ついに、できちゃいました。オフライン対応&

no image
「ハサミスクリプト for MarsEdit irodrawEdition」をキーボードから使うための導入準備(Mac)

諸事情により、Macの環境を再度設定しています。 ブログ関係の最重要は

no image
AI・BI・PI・BC

AI 『〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則』を読

no image
[『サピエンス全史』を起点に考える]「それは、サピエンス全体に存在する協力を増やすか?」という評価基準

1.「社会派」に対する私の不信感 (1) 「実存派」と「社会派」 哲学

no image
[『サピエンス全史』を起点に考える]サピエンス全体に存在する協力の量と質は、どのように増えていくのか?

『サピエンス全史』は、大勢で柔軟に協力することがサピエンスの強みだと指

→もっと見る

  • irodraw
    彩郎 @irodraw 
    子育てに没頭中のサラリーマンです。1980年代生まれ、愛知県在住。 好きなことは、子育て、読書、ブログ、家事、デジタルツールいじり。
    このブログは、毎日の暮らしに彩りを加えるために、どんな知恵や情報やデジタルツールがどのように役に立つのか、私が、いろいろと試行錯誤した過程と結果を、形にして発信して蓄積する場です。
    連絡先:irodrawあっとまーくtjsg-kokoro.com

    feedlyへの登録はこちら
    follow us in feedly

    RSSはこちら

    Google+ページ

    Facebookページ

PAGE TOP ↑