誕生日おめでとう、Evernote日本語版。Evernoteが100年続くことを信じて、Evernoteを使う
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Evernote
目次
1.3月3日は、Evernote日本語版の誕生日だそうです
さっきTwitterで知ったのですが、本日、3月3日は、Evernote日本語版の誕生日だそうです。
本日3/3はEvernote日本語版の誕生日。ちょうど4年前の2010年3月3日にリリースしました。 http://t.co/fAFDWFm1ny 話題の"パーソナルクラウド"サービス「Evernote日本語版」開始 -INTERNET Watch
— Evernote Japan (@EvernoteJP) 2014, 3月 3
Evernote日本語版がリリースされたのは、2010年3月3日。今日、2014年3月3日で、Evernote日本語版は、満4歳の誕生日を迎えたわけです。
誕生日おめでとう、Evernote日本語版。
2.100年続くことを信じて、Evernoteを使う
(1) Evernoteは、100年続くスタートアップを目指す
この変化の激しい世界において、とりわけ変化の激しいクラウドサービスにとって、満4歳の誕生日というのは、相当すごいことなんだろうなあ、と感じます。
でも、Evernote日本語版にとっては、満4歳の誕生日は、きっと、はじまりのはじまりくらいの位置づけのはずです。なにせ、Evernoteは、最初のβ版公開のタイミングから、100年続くスタートアップ企業を目指しています。
2008 年 6 月に Evernote のベータ版を一般公開した当時、大きな目標が 2 つありました。1 つ目はみなさんをさらに賢くする「外部脳」を作ること、2 つ目は Evernote 社を 100 年続くスタートアップ企業に育てることです。
とはいえ、100年という時間の長さは、想像を絶します。
ウィキペディアによれば、日本で最初のラジオ放送が始まったのは、1925年だそうです。100年経っていません。
100年どころか、その10分の1の10年ですら、大きな変化がやってきます。たとえばGmailが始まったのは2004年4月、今から10年前です。それから10年で、Gmailがメールというものにもたらした変化は、計り知れません。
Facebook、Twitter、Kindle、iPadに至っては、10年どころか、ここ5年です。
5年、10年ですらこの変化です。いわんや100年をや。
(2) Evernoteが100年続くことを信じる
100年というのは、途方もない歳月です。なのですが、それでも私は、Evernoteが100年続くことを信じています。
ただ、ここで私が「Evernoteが100年続くことを信じて」というのは、いろんなことをロジカルに考えた結果、「Evernoteなら100年続くだろう」という判断を下した、ということではありません。
そうではなくて、この「Evernoteが100年続くことを信じて」というのは、「Evernoteが好きなので、100年続いてくれるといいな」という祈りにも似た気持ちと、「Evernoteが100年続くと信じて使った方が、Evernoteを好きになれるし、Evernoteから大きな価値を生み出せるんじゃないか」という考えの結果です。
(3) 100年続くことを前提にEvernoteとつきあう
このうち、「Evernoteが100年続くと信じて使った方が、Evernoteを好きになれるし、Evernoteから大きな価値を生み出せるんじゃないか」ということを、もう少し考えてみます。
Evernoteは自由なツールなので、いろんな人が、いろんな使い方で、Evernoteを使っています。どんな使い方をするのも、その人の勝手なので、使い方の優劣はありません。
ただ、Evernoteのユーザーの中には、毎日Evernoteを触るのが楽しいという人や、Evernoteは知的生産のための欠かせない道具だと考えている人もいれば、Evernoteをうまく使えないことにストレスを感じたり、面倒になってEvernoteを使うことをやめてしまう人もいます。
また、私の話をすれば、もともとは、Evernoteにあんまりしっくりきていなかったのですが(アカウントを作成してから、半年以上、放置していました)、ある時期からだんだんEvernoteを使うことが楽しくなってきて、気づけば便利さの虜になり、いつの間にかEvernoteが大好きになっていました。
どうせ使うなら、使うのが楽しい方がよいですし、大きな価値を生み出せた方がよいです。そのため、Evernoteのことを好きになって、Evernoteから価値を引き出すためには、どんなことが大切なんだろうか、ということは、私にとって、かなり大きなテーマです。
このテーマに対する答えのひとつが、「Evernoteが100年続くと信じて使った方が、Evernoteを好きになれるし、Evernoteから大きな価値を生み出せるんじゃないか」ということではないか、と感じています。
100年は、ひとりの人間の一生の長さです。Evernoteが100年続くことを前提にすれば、Evernoteの中に何かを保存すれば、その何かは、一生残ります。その何かは、これからずっと、自分の人生から失われません。いろんなかたちで、今後の人生の中で、生き続けます。
Evernoteの中にしまえば、その何かは、これから一生、自分の人生の中で生き続ける。これを信じれば、Evernoteにいろんなことを入れる気になります。子どもの成長記録を全部Evernoteに放り込んだり(我が家で大活躍!子育てを彩る、Evernote子ども成長記録ノートの作り方と共有方法)、大学の講義ノートをEvernoteに記録したり(Evernote×大学の講義。講師の立場から考える「Evernoteで講義ノートをとる方法」)、うれしいことも失敗談も全部書いた日記をつけたり(Evernote×日記。書き続ける仕組み、リターンを大きくする工夫。)、いろんなことをする気になります。
自分にとって大切なことがEvernoteの中に増えてくると、Evernoteを使うことが楽しくなります。自分にとって大切なことがEvernoteの中に増えてくると、Evernoteがもっと便利になります。
Evernoteが育ち(Evernoteを育てる)、Evernoteが響きます(Evernoteは「大きな引き出し」。「しまう」と「響く」)。
こんな感じで、Evernoteが100年続くことを信じてEvernoteを使うと、この先に、Evernoteのことを好きになったり、Evernoteから大きな価値を生み出したりする、ということが続いているのではないかなあ、と感じています。
3.Evernoteを育てることで、自分の人生を育てる
Evernoteは、育ちます。Evernoteを育てることは、Evernoteの醍醐味のひとつだと、私は思っています。
でも、Evernote日本語版の4歳の誕生日にいろいろと考えていたら、Evernoteが100年続くことを信じれば、Evernoteを育てることは、もっと大きな意味、自分の人生そのものを育てることにつながる意味を持つんじゃないかなあ、という気がしました。
そんなわけで、誕生日おめでとう、Evernote日本語版。私はこれからも、Evernoteが100年続くことを信じて、毎日感謝しながら、Evernoteを使い続けます。
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