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育てたようにブログは育つ

公開日: : ブログ

1.生みの親のひとりに面白がってもらえるブログへと育った感慨

(1) ベックさんによるブログの面白さの方向性に関する考察と、一例としての「単純作業に心を込めて」

この記事を読みました。

ブログを書く目的次第で面白さの方向性は変わるんじゃないかっていう面白くも無い話 | Hacks for Creative Life!

Hacks for Creative Life!のベックさん(@beck1240)が、ブログを書くときに意識していることを書き綴った記事です。

ブログを書いていると、時々ムクムクと

「もっと沢山の人に読んで貰いたい。もっと受ける記事を書かねば。」

という想いが湧いてくることがある。

という冒頭の一文で、「ふむふむ。わかる。ベックさんでもそうなんだ!」と興味を引かれ、それに続く

この感情自体はブロガーとしてはむしろ健全なのだと思うけど、僕の場合はブログを書いている目的が次の2点なので、注意が必要だと時々自戒の念を呼び起こす必要がある。

自己の能力向上

⇒もっと仕事が出来るようになりたいから、仕事術やライフハックについて学んだ事をブログでアウトプットする。

誰かの役に立ちたい

⇒自分の窮地に役だったライフハックについて情報発信することで、他の人が困っている事・悩んでいることを解決するお手伝いをしたい。

ブログを書く目的次第で面白さの方向性は変わるんじゃないかっていう面白くも無い話 | Hacks for Creative Life!より)

という記載に共感しました。

そのまま読み進めていくと、突然、「単純作業に心を込めて」という文字列が、私の目に飛び込んできました。

つまりは、ブログを書く目的次第で目指す「面白さ」の方向性は如何様にでも変わる、ということなのだ。先に挙げた2つのブログも面白いと思うけど、違う方向で「単純作業に心を込めて」も無茶苦茶面白いと思う。どちらかと言えば、僕は「単純作業に心を込めて」側の方向性に近い。

ブログを書く目的次第で面白さの方向性は変わるんじゃないかっていう面白くも無い話 | Hacks for Creative Life!より)

「単純作業に心を込めて」。この文字列は、私にとっては、見慣れた文字列です。でも、なんでこの文字列がここで登場するのか、その意味が、すぐには飲み込めませんでした。

数秒間の軽い混乱のあと、私は記載の意味を理解して、そして、すごくうれしくなりました。

(2) 生みの親のひとりに面白がってもらえるブログに育ったことが、感慨深い

これまでにも何度か書いていますが、私がこのブログを始めた直接のきっかけは、ベックさん率いるアシタノレシピが企画した『みんなのイチ押しブログ選手権』です。

直接のきっかけは、アシタノレシピの『みんなのイチ押しブログ選手権』でした。多くの方が楽しそうにブログをしている姿を見て、自分でもやってみることにしました。

ノート、Evernote、ブログ、そして……より)

また、「単純作業に心を込めて」の2大テーマであるEvernoteとToodledoを使い始めたとき、私は、ベックさんの著書とブログを繰り返し読み、ベックさんの使い方を真似ました。

さらに、(ベックさんと並ぶ生みの親のひとりである)ごりゅごさんによる「好きなブログを自分で作る」プロセス(自分が一番好きなブログを自分で作る | シゴタノ!)を採用するにあたって、私が選んだブログのひとつは、ベックさんのHacks for Creative Life!でした。

ベックさんは、いろんな意味で、このブログの生みの親のひとりです。

そのベックさんが、「単純作業に心を込めて」を面白がってくれています。ありがたいですし、なにより、感慨深いものがあります。ブログをはじめてよかったと、改めて感じます。

2.生みの親に面白がってもらえる今に繋がる、2つのターニングポイント

今、「単純作業に心を込めて」をベックさんに面白がってもらえていること。これは、ほんとうにありがたく、感慨深いことなのですが、私にとっては、それ以上の意味があります。それは、ここまで進んできた方向はまちがいじゃない、という確認です。

ベックさんが書いているとおり、ブログの目的次第で、目指す面白さの方向は変わります。そして、ブログを書く目的の点で、私はベックさんに共感します。であれば、ほかならぬベックさんが、ご自身の目指す方向と共通する面白さをこのブログに感じたということは、「単純作業に心をこめて」が進む方向がまちがいじゃない、ということを意味します。

ブログが進んできた方向を、まちがいじゃないと確認でき、この方向に進めた幸運を感じます。でも、最初から一貫してこの方向に進んできたわけではありませんでした。ふり返ると、ターニングポイントが2つありました。

(1) 「ブログを育てる」という方針

ひとつは、『「Chikirinの日記」の育て方』を読んで、「ブログを育てる」という方針を明確化できたことです。

『「Chikirinの日記」の育て方』を読んで、「単純作業に心を込めて」というブログをどんな場所に育てたいのか、考え始めた。

これによって、私は、それまでよりも、自分が書きたい記事を書けるようになりました。たとえば、「Evernoteを育てる」、「文章を二次元で書く(文章の構造とは何か)」、「「ヒーローの動機付け」に対するレポート(問いの設定の一例)」や「メロンパンナちゃんの描き方を覚えよう! メロンパンナちゃんの描き方を、項目番号付階層文章で詳細解説。」などの記事は、「ブログを育てる」という方針を明確化したからこそ書けた記事です。

そして、これらの記事をかけたことが、2つめのターニングポイントにつながりました。

(2) 読み手の存在をリアルに感じられた瞬間

2つめのターニングポイントを、端的に表現したツイートを引用させていただきます。

読み手の存在をリアルに感じられたこと、これが、私にとって、2つめのターニングポイントでした。

「ブログを育てる」という方針を明確化したことによって、私は、私が書く必然性を感じられる記事を書こうと思い、上にあげたような記事を書くことができました。これらの記事を書けたことは、私にとってすごくうれしいことでした。

でも、それらの記事は、同時に、ウェブを通じて、私以外の誰かに届いたようです。ひとつひとつの記事がきっかけとなって、いつの間にか、私は、ブログによって生まれたゆるやかな関係の中にいる自分を発見しました。

この記事のきっかけを与えてくださったベックさんは、もちろんその一人です。そして、ベックさんのほかにも、Twitterで言及してくださる方、メールを下さる方など、いろんな方がいらっしゃいます。逐一お名前をあげることは控えますが、それらの方々を、リアルに、読み手として感じているからこそ、私は、このブログによっていろんなことを考えることができ、また、このブログを「よき聞き手」と捉えることができています。

500番目の記事に、「単純作業に心を込めて」でやりたいことを見つける(ブログで考え合う)

ブログがよき聞き手になるために大切なことは、読み手の存在を実感し、読み手に伝えたいと願えること

ブログを読んでくださる読み手の存在をリアルに感じられるようになって、ブログの意味がガラッと変わったこと。これが、「単純作業に心を込めて」を今の方針で育てられるに至った、大きなターニングポイントです。

(3) 育てたようにブログは育つ

佐々木正美氏と相田みつを氏の共著に、『育てたように子は育つ』というものがあります。

私はこの本を読んでいないのですが、「育てたように子は育つ」という(おそらく相田みつを氏の)言葉は、インパクトがあったので、記憶に残っています。子どもの成長にとって親が影響できる範囲は限られているようにも思いますが、子育てに対して当事者意識を持つためのスローガンとしては、「育てたように子は育つ」という言葉は、悪くありません。

今回、「単純作業に心を込めて」が育ってきた過程をふり返って、私は、この「育てたように子は育つ」という言葉を思い出しました。

この言葉は、子育て以上に、ブログにあてはまります。「親はなくとも子は育つ」というように、子は、かなりの程度、勝手に育ちます。でも、ブログは勝手には育ちません。

ブログは、育てなければ、育ちません。ブログを育てるには、キーボードをパタパタと叩いて文章を書き、記事をひとつひとつ投稿するしかありません。こうしてパタパタと生み出した文章が、ブログの成長を決めます。まさに、「育てたようにブログは育つ」です。

冒頭で述べた記事を、ベックさんは、次のように結んでいます。

そんなことより、現時点でも一定数いて、これから新たに出会う僕の「面白さ」の方向性を好む人の事を大切にしたいし、僕自身、自分の人生の一部を投入するのだから、なるべく目的に合致した記事を書いて投入した時間を意味あるモノにしたい。

そんなわけで僕は、これからも書きたい記事を書いていこうと思う。

ブログを書く目的次第で面白さの方向性は変わるんじゃないかっていう面白くも無い話 | Hacks for Creative Life!より)

「自分の人生の一部を投入してブログを書く」という深い自覚をもってブログを書き続けているベックさんに面白がってもらえたありがたさをかみ締めつつ、「育てたようにブログは育つ」を大切に、これからも、ブログを書き続け、ブログを育て続けていきます。

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    子育てに没頭中のワーキングパパです。1980年代生まれ、愛知県在住。 好きなことは、子育て、読書、ブログ、家事、デジタルツールいじり。
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