Android版Evernote公式アプリのウィジェットではなく、WriteNoteを使うことの、3つのメリット
1.なぜ、WriteNoteを使うのか
(1)AndroidからEvernoteにテキスト形式のメモを投稿するなら、WriteNoteがおすすめ
AndroidからEvernoteにテキスト形式のメモを投稿するすべての人に、私がおすすめしたいAndroidアプリが、ふたつあります。ひとつはPostEverで、もうひとつはWriteNoteです。
WriteNoteは、まだ新しく、おそらく現時点ではそれほどメジャーではないアプリですが、iOSの定番アプリであるFastEver的な使い方を可能にしてくれるアプリです。(PostEver的な使い方も可能ですし、FastEverともPostEverとも異なる使い方をすることも可能です。)
WriteNote – Google Play の Android アプリ
AndroidでFastEver的運用が実現!Evernoteへの投稿に特化したシンプルなアプリ「WriteNote」 » 単純作業に心を込めて
(2)Evernote公式アプリのウィジェット機能
ところで、Android版Evernote公式アプリには、ウィジェット機能があります。
Evernote for Android アップデート: 音声認識・テキスト変換とウィジェット大幅改善 « Evernote日本語版ブログ
Evernote for Android(3.6)が公開。ウィジェットがパワーアップ&音声認識・テキスト変換が可能に。 » 単純作業に心を込めて
Android版Evernote公式アプリのウィジェット機能は、優れものです。新しいテキストノートを作成するウィジェットを設置すれば、ホーム画面からワンタップで、Evernoteへテキストノートを投稿することが可能です。したがって、わざわざ投稿専用のアプリを使う必要はないのではないか、とも思われます。
しかし私は、公式アプリのウィジェットと比較しても、ことテキスト形式のメモを投稿するなら、WriteNoteを使った方がよいと思っています。その理由を、以下、説明します。
2.WriteNoteを使うことのメリット3点
WriteNoteには、公式アプリのウィジェットにテキスト入力を担わせるのと比べて、以下の3つのメリットがあります。
(1)動作が軽い
まず、WriteNoteの方が動作が軽いです。
私が使っているGALAXY S(SC-02B)では、公式アプリを動かすことは若干荷が重いらしく、公式アプリの動作は少し緩慢です。新規テキストノート作成ウィジェットから新規テキストノートを作成する場合も同様で、新しいノート作成画面が表示されるまでワンテンポありますし、ノート内容を記載したあと、ノートを保存するのもワンテンポ待つ必要があります。
これに対して、WriteNoteは、軽いです。新規テキスト入力画面を表示するのもわりとすぐですし、ノートを保存し、アプリを終了し、ホーム画面に戻るのも、さくっと画面が変わります。
WriteNoteの方が動作が軽いこと。気軽にテキストメモをとるために、この点がいちばん大きい理由です。
(とはいえ、これは、私がGALAXY Sという、かなり昔の機種を使っているからだと思われます。最近の機種であれば、おそらく、公式アプリのウィジェットでも、問題ないのではないかと思います。)
(2)かゆいところに手が届く設定と操作
WriteNoteなら、かゆいところに手が届く設定や操作が可能です。(保存先ノートブックとタイムスタンプの設定は、アイデア次第で、いろいろな可能性を秘めているように感じています。)
a.保存先ノートブックを設定できる
WriteNoteなら、保存先ノートブックを設定することができます。
公式アプリだと、当初の保存先ノートブックは、Evernoteのデフォルトのノートブックです。手動で変更することが可能ですが、ウィジェットから投稿するノートをすべて自動で特定のノートブックに入れる、という使い方はできません。
b.連続投稿が可能
WriteNoteなら、連続投稿が可能です。(送信ボタンを長押しする。)
公式アプリだと、ひとつのノートを投稿すると、アプリが終了してしまいます。
c.タイムスタンプ等の文字列を自動で加えることが可能
WriteNoteなら、タイムスタンプ等の文字列を、自動でノートに追記することが可能です。
(3)テキストをWriteNoteに任せれば、ウィジェットに、別のもの(写真や録音など)を割り当てることが可能
最後のメリットは、あんまり大きなメリットではないのですが、サイズ1×4の公式アプリウィジェットを使う場合のメリットです。
公式アプリのウィジェット単体アプリなら、5つの枠にどんな機能を割り当てるのかを、自分で決めることができます。新規テキストノートをWriteNoteに担わせれば、公式アプリのウィジェットには、新規テキストノート以外の機能(たとえば、スナップ、クイックスナップなど)を割り当てることが可能です。
3.WriteNoteを使うことにデメリットが見あたらないこと
さらに、WriteNoteを使うことに、デメリットは見当たりません。
(1)無料で、広告なし
今のところ、WriteNoteは、無料で、広告がありません。
(2)アプリのデータ量も少なく、SDカードにインストール可能
WriteNoteは、アプリのデータ量が少なく、また、SDカードにインストールが可能です。したがって、本体のROMに不安のある機種を使っていても、ROMを圧迫することはありません。
4.おわりに
WriteNoteは、シンプルで軽くて、よいアプリだと思います。よろしければ、試しに一度使ってみてください。
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